2025-06-15 コメント投稿する ▼
【都議選・日野市】清水とし子氏が訴える「消費税減税と市民支援」 都の財源を暮らしに
東京都議選・日野市
清水とし子氏が訴える「都の財政を市民へ」――教育、介護、減税を掲げ市民と一体の戦い
大激戦の日野市で展開される草の根運動
東京都議会議員選挙が加熱する中、定数2をめぐる激戦区・日野市で日本共産党の清水とし子候補が市民応援団とともに街頭で支持を訴えている。15日、京王線高幡不動駅前では、立憲民主党の大河原雅子衆院議員や、今年4月に市長選へ出馬した有賀精一氏らが応援に駆けつけた。市民と野党の共闘体制がより鮮明になっている。
演説に先立ち、通行人に都政への関心を問うシールアンケートが実施され、多くの若者や高齢者が足を止めた。「教育支援」に関心を示した府中市の高校生は、「制服代が大きな負担。定期代が無償化されたら助かる」と語る。市民応援団が説明した清水氏の公約――通学定期代の無償化――は、若者世代の実感と重なるものだった。
モノレールにも広がるシルバーパス
清水氏の訴えのひとつが、シルバーパスの拡充だ。現在、多摩モノレールでは利用できないが、高幡不動駅周辺の高齢者にとっては利便性が格段に向上する政策である。実際に話を聞いた74歳の女性は、「物価が高騰して生活が厳しい中、移動にかかる負担を減らしてくれるならありがたい」と前向きに受け止めた。
この訴えに対しネットでは、
「モノレールにシルバーパス使えないの初めて知った。これは拡充すべき」
「高齢者の移動支援は地方でも必要。東京で実現すれば全国に波及するかも」
「都の金があるならまず生活者に。パフォーマンスじゃない政策を」
「地味に嬉しい政策ってこういうことだよな」
「選挙のときだけ聞こえのいいこと言うな、じゃなくて、実績ある候補に注目したい」
といった反応が見られ、シルバーパスの利便性に対する関心は高い。
消費税減税への期待と若者の声
清水氏は今回の選挙戦で、「東京から消費税減税の突破口を開く」と強く主張している。日野市内の大学生が「コメが高すぎる」と声を上げたように、物価高はすべての世代に直撃している。彼は奨学金を背負って学ぶ身として、「若者がもっと政治に声を上げなきゃダメだと思う」と語った。
清水氏の訴えは、単に“支援”の名で給付やバラマキを行う従来型政策とは一線を画す。消費税の減税によって全体の物価負担を軽減し、民間消費を底上げする道を提示するものだ。
「一律給付とかもう飽きた。減税のほうが長期的に意味ある」
「補助金ばっかで結局物価そのものは下がってない」
「東京の財政力なら、ちゃんと減税に舵を切れるはず」
「本気で景気良くしたいならまず税を軽くするべき」
「清水候補みたいな“現場発”の政策って大事だと思う」
といったSNS上の声からも、給付金偏重の現政策に対する根強い不満と減税への期待が読み取れる。
「都政に物申す議員」を送り出す意義
応援演説に立った有賀氏は、「小池都政にはっきりとモノを言える都議を出さなければ、今後も都民の声が埋もれてしまう」と訴えた。都議会自民党で明らかになった裏金問題にも触れ、「清水さんこそ、利権に切り込める信頼できる人物」と述べ、清廉な議会運営の回復にも清水氏の存在が重要だと訴える。
清水氏自身も演説の中で、「学校給食の無償化やシルバーパス値下げは、市民と野党が連携して実現できた」とこれまでの成果を振り返った上で、「東京の豊かな財政は、市民の暮らしに直接届く形で使われるべき。教育や子育て、介護支援こそ優先すべき分野」と力を込めた。
都の潤沢な財源は誰のために使うのか
東京都は全国でも突出した税収を誇るが、その財源が都民の暮らしに還元されている実感は乏しいという指摘もある。清水氏の「市民目線の財政支出」は、そうした問題意識に応えるものであり、形式的なバラマキよりも、減税や支援策の持続性を重視する点で、都政に新たな風を吹き込む可能性を秘めている。
SNS上にはこうした声もある。
「東京都って財政あるのに、生活が楽になった実感はない」
「税金集めて何に使ってるか見えない。清水候補みたいな人に期待」
「消費税下げてくれるなら一票入れたい」
「教育も介護も、“支出”じゃなく“未来への投資”なんだよな」
「裏金より未来。当たり前の都政を」
選挙はただの人気投票ではない。誰が、どんな目線で、都民の暮らしと向き合うか――その真価が問われている。