2025-10-11 コメント投稿する ▼
斉藤鉄夫氏 自分の不記載は「ミスだ」発言に批判殺到 自民を裏金呼ばわりするダブルスタンダード
しかし、自らの不備を「単なるミス」で済ませながら、自民党を「裏金」と責め立てる姿勢は明白なダブルスタンダードです。 自党代表としての説明責任を果たさないまま、他党を批判することは政治倫理の根本を踏みにじる行為です。 斉藤氏は「謝るしかない」と繰り返しますが、謝罪の言葉だけでは政治家としての信頼は回復できません。 政治家が他党を批判するならば、まず自らの説明責任を果たさなければなりません。
斉藤鉄夫氏、自身の不記載は「ミス」発言の欺瞞
公明党代表の斉藤鉄夫氏は、自身の政治資金報告書や資産報告書で発覚した不記載について「ミスだ。謝るしかない」と語りました。しかし、自らの不備を「単なるミス」で済ませながら、自民党を「裏金」と責め立てる姿勢は明白なダブルスタンダードです。自党代表としての説明責任を果たさないまま、他党を批判することは政治倫理の根本を踏みにじる行為です。
この問題は単なる事務手続きの不備ではなく、政治資金の透明性に関わる本質的な問題です。公明党が長年掲げてきた「クリーンな政治」「信頼の党」という看板を、斉藤氏自身が汚しかねない行動です。代表が率先して説明を尽くさず、「ミス」と言葉を濁すことは、国民への侮辱に等しいものです。
「他人に厳しく、自分に甘いのは政治家の悪い癖だ」
「ミスで済むなら誰も責任を取らなくていい」
「裏金と言う前に、自分の帳簿を見直せ」
「謝罪だけで信頼は戻らない」
「説明責任を放棄した時点で改革は語れない」
SNS上ではこのような声が相次ぎ、斉藤氏への批判は日増しに強まっています。
清廉の仮面を剝がした公明党代表
公明党は長らく「政治とカネにクリーンな党」を自負してきました。しかし、斉藤氏の「ミス」発言によって、その看板が虚構であったことが露呈しました。国民が求めているのは、口先の謝罪ではなく、詳細な説明と再発防止の具体策です。
しかも、斉藤氏は自民党の裏金問題を「信頼回復を阻む重大な問題」と非難してきた本人です。自ら不記載を抱えながら、他党を糾弾する態度には説得力がありません。倫理性を掲げて他者を断罪するならば、まず自らの足元を正すのが筋です。
夫婦別姓導入の主張も説得力を欠く
斉藤氏は同日、インターネット番組で選択的夫婦別姓制度の導入に意欲を見せ、「公明党独自に提案していく」と発言しました。しかし、説明責任から逃げる政治家が新制度の旗を掲げても、国民は納得しません。制度改革を主導する政治家こそ、自身の信頼と透明性を確立する義務があります。
自民党の裏金問題を批判しつつ、自らの不記載を「ミス」と片付けるような人物が、法制度改革を主導する資格はあるのでしょうか。政策の是非以前に、政治家としての誠実さが問われています。
責任なき謝罪では信頼は戻らない
斉藤氏は「謝るしかない」と繰り返しますが、謝罪の言葉だけでは政治家としての信頼は回復できません。国民が求めているのは、政治資金の流れを透明化し、誰もが検証可能な形で公開することです。謝罪の裏で同じ体質が温存されるなら、それは改心ではなく演出です。
政治家が他党を批判するならば、まず自らの説明責任を果たさなければなりません。自分のミスを「仕方ない」で済ませながら、他者の過失を「裏金」と断じるのは政治的詭弁にほかなりません。 公明党が本当に信頼を取り戻したいなら、代表の更迭を含めて自浄作用を示すべきです。
国民はもう、「清廉」を名乗るだけの政治を見透かしています。言葉ではなく行動で信頼を取り戻すこと、それが政治家の最低限の責務です。斉藤氏は、まず自らのダブルスタンダードを正し、誠実さを示さなければなりません。