2025-06-19 コメント投稿する ▼
せいの恵子候補が北区で激戦突破めざす「声なき声を都政へ」ヤングケアラー支援の実績に信頼集まる
北区は定数3を争う大接戦 せいの恵子候補が命と暮らしの政治を訴える
東京都議選も終盤を迎え、投票日まで残すところ3日となった6月19日、北区・王子駅前で日本共産党のせいの恵子候補が街頭演説を行い、「政治が届かないところにこそ光を届けたい」と力を込めた。自民、公明、都民ファーストなどが激しく競り合う定数3の大激戦区で、「最後まで押し上げてほしい」と支持を呼びかけた。
応援に駆けつけた田村智子委員長は、せいの候補について「看護師・保健師として医療と福祉の現場を歩み、北区議として“声なき声”を議会に届け続けてきた人」と紹介。その姿勢を「都政に必要な確かな力」として強調した。
「“声なき声を政治に”って、せいのさんの言葉には現場の重みがある」
ヤングケアラー問題に先駆けて対応 北区で初めて制度づくりに関わる
せいの候補が特に力を入れてきたのが、家庭内で家族の介護を担う若年層、いわゆる“ヤングケアラー”への支援だ。田村氏は、「区議会で初めてヤングケアラーの問題を取り上げたのが、せいのさん。その結果、北区ではヤングケアラー・コーディネーターの配置など、実際に支援制度が形になった」と実績を紹介した。
これまで行政が光を当ててこなかったテーマに踏み込み、当事者や家族の声をすくい上げ、具体的な政策として実現してきた過程に対し、「政治ができることの本質を示している」と評価の声が広がっている。
「制度ができた裏に、こういう人の働きがあるってもっと知られていい」
「ヤングケアラーの支援って、選挙のときだけ言う人じゃなくて、ずっとやってる人に任せたい」
「小池都政にもの申せる候補は私だけ」現場感覚と政策力に自信
せいの候補は、「この北区で、小池都政に正面からモノが言える候補は私だけです」と訴えた。都政が打ち出す再開発や制度改革の中で、当事者の声が置き去りにされがちなことを危惧し、「福祉や教育、ジェンダー平等の視点を持ち込める議席を、絶対に手放したくない」と語った。
現職の曽根はじめ都議からバトンを受け取る形で立候補しているせいの氏だが、すでに区議としての長年の活動で住民の信頼を得ており、「“現場”から政策を練り上げる力は間違いなくある」と支援者からの声も集まっている。
「都政に物が言える人、ほんとに必要。せいのさんじゃなきゃダメって思う」
激戦突破へ、あと一押し 「あと1票」の訴えに広がる共感
北区の都議選は、まさに“一票の攻防”といえる状況だ。小池百合子都知事も公明・都民ファーストの候補の応援に連日奔走し、自民党も都連幹部や国会議員を投入して全力戦を展開している。
せいの候補は「この選挙、本当に“誰が落ちてもおかしくない”。でも、光の届かないところに手を差し伸べてきた政治を、ここで終わらせたくないんです」と聴衆に呼びかけ、「残りの時間、最後まで走り抜きます。どうか押し上げてください」と全身全霊で訴えた。
田村委員長も「せいのさんは、命と生活に一番近いところで政策をつくってきた人。北区に絶対に必要な議席です」と力を込めた。