2025-04-29 コメント投稿する ▼
東京都議選2025・北区激戦:共産党せいの恵子が福祉政策で市民の信頼を訴える
都議選2025:北区で激戦 共産党・せいの恵子氏が挑む
東京都議会議員選挙2025年の投開票が迫り、北区(定数3)は注目の激戦区となっている。共産党からは、前北区議のせいの恵子氏(51)が立候補し、7期務めたベテラン曽根肇都議の後を継いで議席を目指す。現場での経験を生かし、市民の声を政治に反映させることを強調している。
激戦の構図:各候補の顔ぶれ
この選挙区には以下の候補者が名乗りを上げている。
* せいの恵子(日本共産党・新人)
* 大松あきら(公明党・現職)
* 戸枝大幸(自由民主党・新人)
* こまざき美紀(都民ファーストの会・現職)
* きとう直樹(日本維新の会・新人)
* さかのみさ子(無所属・新人)
公明党は長年議席を確保してきた現職が再選を狙い、自民党からは新人が登場。都民ファーストの会も現職を擁立し、維新の会は新顔で現役世代の支持を狙う。まさに多士済々の戦いだ。
せいの恵子氏の訴え:現場の声を政治に
せいの氏は、保健・福祉の現場での豊富な経験を強みに、社会保障や子育て支援など生活密着型の政策を掲げる。北区議時代には、ヤングケアラー支援や学校・区庁舎での生理用品配備などを実現し、現場の声を政策に反映してきた実績を強調している。
「困っている人たちを世代ごとに分断するのではなく、誰もが支え合える社会を目指したい」と語るせいの氏は、特に赤羽駅東口の再開発計画問題にも積極的に関与。住民とともに3000筆を超える署名を区長に提出し、住民の声を守る姿勢を示している。
ポスター戦略とデマ攻撃:選挙戦の現状
選挙戦では、自民党と公明党が似たデザインのポスターを街頭に並べ、連携をアピール。特に自民党候補は、裏金疑惑で話題となった高木啓衆院議員との2連ポスターで注目を集めている。
一方、せいの氏支持者の家庭には公明党支持者が訪れ、「赤旗は嘘ばかり」「せいのさんは何もしない」と根拠のない誹謗中傷を繰り返す事例も報告されている。せいの氏の陣営はこうした中傷に対し、現場での実績を訴え続けることで信頼を積み重ねようとしている。
ネットユーザーの声:候補者への反応
SNS上では、北区の選挙戦に関する多様な意見が飛び交っている。
「せいのさんの街頭演説、説得力があって心に響いた。現場の経験がある人は信頼できる。」
「自民と公明が並んでポスター貼ってる。もう一つの党みたいに見える。」
「維新の候補が高齢者と若者を分断しようとしてるのが嫌だ。」
「赤羽の再開発、住民の声が無視されてる。せいのさんには期待したい。」
「音楽街宣が面白い。政治がこんなに身近に感じるのは初めて。」
せいの氏は、青年党員とともに音楽街宣を行い、リズムに乗せたスピーチで注目を集めている。選挙戦終盤に向けて、現場の声を拾い上げる姿勢を貫けるかが鍵となる。