2025-06-16 コメント投稿する ▼
米倉春奈氏が痴漢ゼロ・消費税減税・平和を訴え4選へ 都議選・豊島区で信頼の政治を貫く
「あなたの声が政治を動かす」――現場から都政へつなぐ力
「私が都議会で求めた“痴漢ゼロ”の対策、都が動きました」――16日、東京都豊島区のJR大塚駅前。4期目をめざす現職都議・米倉春奈候補は、通行人に向かって静かに、しかし確信を込めて語りかけた。
痴漢防止という極めて現実的で、かつ多くの人が経験する公共の問題に正面から向き合ってきたのが、米倉氏だ。性被害に苦しむ声が可視化される以前から、「見過ごされてきた痛みを都政に届ける」ことを信条に活動してきた。
この日も、子どもを連れた母親や学生、会社員らが足を止め、米倉氏の演説に耳を傾けた。「皆さんの声が、都を動かした。だから、声をあげることに意味があるし、その声を都議会に届け続ける私の仕事には、まだまだ続きがあるんです」
「“痴漢ゼロ”って聞いて初めて聞く言葉だった。こんなに具体的な人、なかなかいない」
生活と尊厳を守る政治を、都政から
米倉春奈氏が掲げる政策の軸は一貫している。「暮らし」「命」「平和」。この三本柱に、ジェンダー、教育、医療、子育て、そして税制など、あらゆる課題をリンクさせていく。
「今の暮らし、正直限界ですという声がたくさん寄せられています。給付金では間に合わない。だから私は、消費税を一律5%に引き下げるべきだと都議会で訴えました」
豊島区では、都議会に対して減税を求める請願が提出されたが、共産党が賛成した一方で、自民党は反対、公明党と都民ファーストの会は賛否を明かさなかった。「堂々と“減税をやろう”と言える都議は、この区では私だけなんです」と米倉氏は胸を張る。
「豊島で減税を言ってくれるのは米倉さんだけって聞いて驚いた。なんで他の議員は黙ってるんだろう」
野党共闘の象徴として――“党派を超える力”を体現
豊島区は定数3の超激戦区。各党の主力候補が出そろい、まさに“一票が命運を分ける”状況となっている。そうしたなか、米倉氏は「政党の枠を超えて、声を聞く政治」を掲げ、支持の輪を広げてきた。
応援に入った日本共産党の小池晃書記局長は、「豊島区で野党の代表は米倉さんだけ。党派を超えて、命と暮らしと平和の願いを託してください」と強調した。実際、立憲民主党の鈴木庸介衆院議員も米倉氏を応援しており、市民レベルの連携と信頼が選挙の形を変えつつある。
「正直、政党で選ぶのはもう限界。でも米倉さんなら、まっとうな議論ができそうで信頼できる」
「痴漢ゼロ」だけじゃない すべての人に優しい東京を
米倉氏の演説には、すべての政策に「具体的な当事者の声」が重ねられていた。
シングルマザーからは、「家賃が上がって保育料も高く、もう暮らせない」という声。高齢者からは、「介護が足りない、ヘルパーが来ない」という訴え。若い女性からは、「妊娠したけど誰にも相談できなかった」という言葉。
「その一つひとつを無視しない。都政が冷たいのなら、議員があたたかくなるべきなんです」と語る姿勢に、演説会場からは自然と拍手が起こった。
「派手なスローガンじゃなくて、言葉がちゃんと現場から出てるのが伝わった。誠実な人」
平和も生活も「切り離さない」政治のあり方
国際情勢にも言及した米倉氏は、ガザやウクライナで続く戦争に対して「都政からも声をあげていく」と述べた。小池書記局長も「イスラエルの先制攻撃は国際法違反。日本政府はアメリカに自制を求めるべき」と語り、選挙の意味を「平和への意思表明」と重ねた。
米倉氏は、「平和が壊れれば、暮らしも教育も医療もすべてが壊れる。だから声をあげる」と語り、地域での平和教育や多文化共生政策への取り組みにもふれた。
「声を届ける都議であり続けたい」――一票が問う、都政の未来
米倉春奈氏の政治姿勢は、派手さはないが一貫している。「誰かの声になれる政治を」「声なき声を、都政に届ける」。その実績と信念が、支持の広がりを生んでいる。
豊島区の都議会議員選挙は、単なる一議席の争いではない。“誰が声を届けてくれるのか”“政治が身近にあるか”を、まさに有権者一人ひとりが試されている選挙だ。
「米倉さん、静かだけど芯がある。こういう人に議席を持っていてほしい」