2025-06-13 コメント投稿する ▼
米倉春奈氏「痴漢問題を政治の課題に」 豊島区で声を上げ続けた都議が再選めざす
「私たちの声で政治を動かす」米倉春奈氏が痴漢問題や教育無償化を訴え
東京都議選が告示され、豊島区選挙区から立候補した米倉春奈氏(日本共産党)が6月13日、池袋駅前で街頭演説を行った。応援に駆けつけたのは、参議院議員の吉良よし子氏。2人は並んでマイクを握り、「都政に声を届け、現実を変える力になる」と力強く訴えた。
米倉氏は、これまで正面から取り上げられてこなかった「痴漢問題」に光を当て、東京都議会で繰り返し取り上げてきた第一人者。「被害者が声をあげづらい現状を変えたい」「通学・通勤が安心できる社会に」と、警視庁や都教育委員会への働きかけも行ってきた。
「『痴漢は自己責任』というような空気を、私は都議会で変えてきました」
「“声をあげれば政治は動く”ということを、私は実際に証明してきました」
と語る米倉氏の姿勢に、通行人の中には熱心に耳を傾ける若者の姿も見られた。
「都民の声を都政に」 給食無償化や教育の現場から変革
米倉氏の活動は痴漢対策にとどまらない。都立高校の給食無償化や、子どもの貧困対策など、教育をめぐる数々の政策にも取り組んできた。共産党都議団が粘り強く提案し続けてきた給食無償化は、国会での吉良氏の後押しもあり、ついに都内全自治体で実現。米倉氏はその経過を説明し、
「都議会と国会が連携すれば、私たちの生活を変えることができる」
「1人ひとりの声が集まって、あの給食無償化が実現した。今度はそれを、子どもの医療費や塾代にも広げていきたい」
と次の目標を語った。
吉良氏が評価「米倉さんがいなければ、痴漢対策は政治課題にならなかった」
応援演説に立った吉良よし子参院議員は、米倉氏を「都政と国政を動かす架け橋」と称賛。
「米倉さんが都議会で痴漢問題を取り上げなければ、政治はこの問題を見て見ぬふりし続けたでしょう」
「都政に“人の痛みを知る議席”があるかどうかで、政策の優先順位は全く変わってきます」
と述べ、「この議席を失えば、再び声なき声が置き去りにされる」と力を込めて訴えた。
「共感した」「期待してる」SNSでも米倉氏に注目集まる
演説の様子はSNSでも反響を呼び、多くの共感の声が寄せられている。
「痴漢問題を“政治の言葉”で語ってくれた初めての人。米倉さん、応援します」
「若い女性が真剣に議会で闘ってるのは心強い」
「給食無償化を実現した1人だったなんて知らなかった。説得力がある」
「政治ってこんなに身近な問題を動かせるんだと実感」
「子どもや若者の声を代弁できる人が都議会に必要」
米倉氏は最後に、「都政を動かすのは、私たちの声。誰の声も見捨てない、そんな都政にしたい」と決意を述べた。痴漢対策や教育無償化を一貫して訴えてきた姿勢が、多くの市民の信頼を集めている。