2025-06-17 コメント投稿する ▼
「日本の米と農家を守って」 共産・原田あきら候補に地元米店が託す現場の声と政治の力
共産・原田あきら候補に「米屋の声」 農業と食の危機を訴える杉並区の現場
東京都議選・杉並選挙区で激戦を展開している日本共産党の原田あきら候補に対し、地元の米穀店店主が切実な思いを込めた応援メッセージを寄せた。17日にJR阿佐ケ谷駅前で行われた街頭演説で紹介され、多くの共感と波紋を呼んでいる。
メッセージの背景には、昨年の深刻な米不足と、その際に共産党が介入し、農水省に備蓄米放出を要請するなどの対応を取ったという経緯がある。現場の商店主と議員が連携し、政策的な働きかけにまでつなげたというこのエピソードは、食と農業を巡る政治の重要性を浮かび上がらせている。
「市場任せ」の米政策に現場から悲鳴
杉並区の老舗米店は、昨年夏に仕入れがまったくできない異常事態に見舞われた。店主は共産党のくすやま美紀区議に相談し、そこから紙智子参院議員が介入。農水省への申し入れにまで発展した。
店主は、「備蓄米を昨年出していれば、こんな騒ぎにはならなかった」と政府の対応の遅さを批判し、「ただ放出し続ける今のやり方も極端」と憂慮している。備蓄米の使い方や輸入頼みの政策に対し、日本の農業がないがしろにされているという懸念が強くにじむ。
「米屋がこうして声を上げるのって、相当なことだと思う」
「米を輸入に頼っていいはずがない。食料安全保障の観点からも危険」
「現場から政治を動かす共産党の行動力は素直に評価できる」
「農水省の腰が重すぎ。こんなことで自給率上がるわけない」
「米不足も結局“責任の所在”があいまい。市場に丸投げじゃダメだ」
原田あきら氏が象徴する“生活密着型政治”
原田あきら候補は、東京都議として地域課題への粘り強い対応を続けてきたことで知られる。今回の米穀店との連携もその一つで、単なる応援演説にとどまらず、「現場で起きている問題を国政レベルにまで届けた」という点で評価が高い。
米穀店店主はメッセージの中で、「日本の米と農業を守るために、共産党と原田あきらさんのさらなる活躍を」と期待を寄せた。これは単なる“支持表明”ではなく、実際に命綱となった政治への感謝と信頼の言葉だ。
都議会は直接的に農政を動かせる場ではないが、原田氏が見せたように、地域の声を国政に繋ぐ“中継点”として都議の役割は決して小さくない。とりわけ食料問題のような全国的課題において、現場発の問題提起は今後ますます重要性を増すだろう。
輸入頼みの食料政策に必要な“安全保障の視点”
今回のメッセージの核心は、ただの仕入れトラブルではない。食料自給率の低下、農家の高齢化と減少、そして安易な「輸入で何とかする」発想への強い疑問だ。
一方で、共産党の政策は農家支援を重視する一方、憲法9条や防衛費削減といった“反安保”と絡めて語られることが多く、安全保障の一部である「食料安全保障」に十分な具体策があるとは言い難い。米と農家を守ると主張するのであれば、防災・有事・災害時に備えた国家的な備蓄体制の強化とともに、減税やインボイス廃止など、農業経営の負担軽減策も同時に語られるべきだ。
「食料安全保障って言うなら、農業政策と安保は切り離せない」
「農家守れって言いながら、防衛費削るっておかしくない?」
「税負担が農家を苦しめてるのに、減税の話は出ないんだよな」
「インボイスも農家いじめ。廃止をちゃんと訴えてほしい」
「米を守る=日本を守る。その覚悟を政治が持ってほしい」
“地に足のついた政治”が今こそ必要
政治が動くとき、それはしばしば小さな声が集まったときだ。今回の米穀店のように、個人経営の現場から出された声が議会を動かし、農水省に届いたという流れは、まさにその好例だ。
原田あきら候補が目指すのは、政局でもスローガンでもなく、「地に足のついた都政」。物価高騰と供給不安が広がるいま、生活と食卓の最前線で何が起きているのかを把握し、現実に根ざした政策を実行できる議員こそが、これからの東京に求められている。