2025-06-06 コメント投稿する ▼
女性議員の半数がハラスメント被害 家庭との両立課題に三原大臣が支援強化を表明
女性議員の半数がハラスメント被害 家庭との両立も課題 三原大臣が対策強化を表明
女性の政治参加をめぐる実態調査で、地方議員として活動する女性の多くが、家庭との両立やハラスメントに直面していることが明らかになった。内閣府が昨年11月から12月にかけて行った全国調査では、回答者のうち女性議員の約74%が「家庭生活との両立に課題がある」と答えた。
中でも「家事の負担が重い」が最も多く、79%が該当。次いで「育児」40%、「介護」31%と、家族ケアに関わる責務が女性に集中している実態が見える。
また、選挙活動や政治活動を通じて「ハラスメントを受けた」と答えた女性は54%。男性議員の24%と比べても圧倒的に高い割合だ。ハラスメントの加害者は、有権者、支援者、同僚議員など多岐にわたっており、政治の場が女性にとって依然として過酷な環境であることが浮き彫りになった。
こうした現状を受けて、三原じゅん子・女性活躍担当大臣は記者会見で次のように述べた。「家事や育児の負担が、まだまだ女性に大きく偏っていると考えられる。関係機関と連携し、女性の政治参画がいっそう進むよう取り組んでいく」。
政府は今後、議会活動の柔軟化やハラスメント対策の強化、家事・育児支援制度の整備を検討する方針だ。女性が安心して政治活動に参加できる環境づくりが、今後の重要課題となる。
SNS上の声
「議員なのに半数がハラスメントを受けているなんて…。これは社会の問題だ。」
「子育てと議会活動の両立なんて簡単じゃない。もっと支援が必要。」
「男性主体の政治文化に風穴を開けてほしい。」
「三原大臣、行動で示してほしい。言葉だけでは足りない。」
「女性が声をあげやすい政治にする改革を本気で望む。」
* 女性議員の74%が家庭との両立に課題
* 「家事」「育児」「介護」への負担が大半
* 女性議員の54%がハラスメントを経験
* 三原大臣は支援強化と制度改革を表明