2025-10-07 コメント投稿する ▼
三原じゅん子「画期的」と評価も成果乏しく 女性活躍予算と結果の乖離
女性活躍が加速していく契機となることを期待する」**と述べた。 高市氏が総裁選後のあいさつで「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と発言したことについて、三原氏は「議員に向けた決意を述べたものだと思う」と述べた。 女性活躍推進が「看板政策」として消化されている現状に、厳しい視線が注がれている。
三原じゅん子男女共同参画相、「画期的」と高市総裁を評価
三原じゅん子男女共同参画担当大臣は10月7日の記者会見で、自民党の高市早苗総裁が党初の女性総裁となったことについて、「画期的なことだ。女性活躍が加速していく契機となることを期待する」と述べた。
三原氏は「これまで女性の声が政治の中で十分に反映されてこなかった。高市総裁の就任を機に、多様な視点を政策に取り込んでいけるようにしたい」と語った。
「ワークライフバランス」発言に慎重な姿勢
高市氏が総裁選後のあいさつで「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と発言したことについて、三原氏は「議員に向けた決意を述べたものだと思う」と述べた。
一方で、「仕事と子育ての両立を望む若者が増えている中、ワークライフバランスは極めて重要。今後も推進に努めたい」と語り、政府としての従来方針を維持する考えを示した。
成果なき女性政策への疑問
三原氏は就任以降、「女性の政治参加」「企業における管理職登用率向上」などを掲げてきたが、政策成果は依然として限定的だ。予算をかけながらも、実際の数値改善が見られないことは問題である。
政府の女性関連予算はこの数年で急増したが、結果として政治分野の女性比率や賃金格差の是正には目立った進展が見られない。女性活躍推進が「看板政策」として消化されている現状に、厳しい視線が注がれている。
今後、三原氏に求められるのは、理念ではなく実績だ。「かけた予算と結果のバランスをどう説明するのか」という点が、男女共同参画行政の信頼を左右する。
「言葉だけの女性活躍はもういらない」
「結果が伴わなければ意味がない」
「予算をどう使ったのか説明してほしい」
「結局、数字は変わっていない」
「女性総裁になっても仕組みが動かなければ同じ」
女性リーダー時代の試金石
高市総裁の誕生により、日本の政治史上初めて女性が自民党を率いる時代に入った。これは確かに象徴的な出来事だが、社会構造を変える第一歩となるかどうかはこれからの政策次第だ。
高市政権下で、形式的な女性登用ではなく、意思決定における平等を実現できるかが問われる。三原氏が期待を語るだけで終わるのか、それとも具体的な改革へつなげられるのか。実行力が今、試されている。