2025-06-20 コメント投稿する ▼
白石たみおは都民の命綱 小池晃氏が品川で訴え「汚れた都政を大掃除する特効薬」
プロジェクションマッピングより、生活支援に光を
東京都議選で品川区(定数4)から再選をめざす白石たみお候補の応援に、日本共産党の小池晃書記局長が6月20日、東急荏原町駅と武蔵小山駅前に駆けつけた。品川区は10人が4議席を争う大激戦区。小池氏は「この選挙は暮らしを守る最前線の闘い。白石さんの議席は品川と東京の“命綱”です」と訴え、必勝を呼びかけた。
「豊かな東京」の足元で広がる貧困
白石氏自身が都庁前で行っている食料支援活動では、800人近い行列ができることもあるという。「一見豊かに見える東京の足元では、格差と貧困が静かに、でも確実に広がっています」と、白石氏は現場の実情を語った。
その一方で、都政は3年間で64億円もの税金を使ってプロジェクションマッピングに費やし、さらにお台場には世界最大級の噴水を建設する構想を進めている。白石氏は「都立の夜間定時制高校の廃止を狙いながら、そんなことにカネを使う都政は明らかにおかしい」と強く批判し、「税金の使い道を都民の暮らしに取り戻すためにも、再び都議会に押し上げてほしい」と訴えた。
「夜間高校なくして噴水?狂ってるのはどっちだよ」
「白石さんの言葉が一番現場の声に近いと思う」
命綱の仕事、実績は証明済み
小池氏は、白石たみお候補の都議会での実績にも言及。野党第一党・共産党都議団の政調会長として、学校給食の無償化やシルバーパスの大幅値下げ、さらには夏の4カ月間にわたる水道基本料金のゼロ化など、「暮らしに直接届く」施策を実現してきたと紹介した。
「こうした実績は、政治を動かす力があることの証拠です。だからこそ、白石さんの議席は命綱なんです」と小池氏は力を込めて語った。
「白石さんがいなかったら給食無償化だって実現しなかったかも」
“光と水”の使い方が違う
小池氏は、都政の「見せかけの華やかさ」にも鋭くメスを入れた。プロジェクションマッピングや巨大噴水には巨額の税金を投じる一方、水道料金が払えない家庭には容赦なく給水を止めるという現実に対し、「光を当てる場所、水を出す場所が完全に間違っている」と痛烈に批判。
まさに「見せかけよりも命を守る政治」を体現するのが白石候補だとし、「都民の生活にこそ政治の光を当てるべき」と強調した。
「光じゃなくて、こっちは生活に必要な“水”すら止められてんだよ」
裏金・利権を許さない「特効薬」
演説では、自民党都議19人が政治資金パーティーで裏金づくりに関与していた問題にも言及。小池氏は「この問題を徹底追及してきたのが白石たみお議員です」と語り、企業・団体献金を一切受け取らない共産党ならではの政治姿勢を強調。
「都民ファーストも自公も、政治資金パーティーを自主的に禁止する条例案にすら反対した。利権と裏金にまみれた都政を、大掃除する選挙にしましょう」と呼びかけ、「白石たみおこそ、汚れた政治に効く“特効薬”です」と訴えた。
「献金ゼロ、パーティー禁止。白石さんには信頼しかない」