2025-06-16 コメント投稿する ▼
金権政治を都政から追放へ 江東区で大つきかおり氏が汚職一掃と福祉充実を誓う
あぜ上三和子さんの後継者として、今度は都議会に送っていただきたい
市田氏はそう語りかけ、大つき氏の豊富な経験と実績を強調した。
大つき氏は江東区議を8期30年にわたり務め、その間に培った実行力と調査力は地域でも定評がある。とりわけ注目されているのが、区内で横行していた金権政治の追及だ。
市田氏は演説で、江東区で過去5年間に8人もの自民党関係者が政治資金や収賄などの容疑で逮捕・起訴された実態を指摘。「汚職が絶えない現状を正面から追及してきたのが大つき氏だ」と訴えた。
事実、大つき氏は区議時代、自民・公明両党の議員を含む区議会の「飲み食い問題」にメスを入れた。当時、税金を使って区幹部職員と議員が会食を繰り返していた事実を突き止め、厳しく追及。辞職勧告決議の提出にこぎつけ、最終的には自民・公明の議員も賛成せざるを得なくなるほどの世論を動かした。
裏金や汚職を許さない政治を、都政の場でも貫いていきたい
大つき氏の決意は固い。それだけではない。彼女の政策の柱は、福祉と暮らしの底上げだ。
区議時代には、地域の保育待機児童問題と高齢者福祉の現場に目を向け、自ら用地調査を行い、認可保育園8カ所を増設。さらに特別養護老人ホームの新設を区の公有地に実現させるという快挙も成し遂げた。
実際に現場を歩いて、必要な土地を自分で調べて提案する。議員として当たり前のことを、誰よりも真剣にやってきました
と、大つき氏は語る。
市田氏も「今の江東区に必要なのは、まっとうな感覚と実績のある政治家だ」と語り、大つき氏の都議会進出が区民の生活を前進させる力になると強調した。
大つき氏は最後にこう訴えた。
裏金問題をはじめ、政治がゆがめられる構造を都政から一掃しなければならない。都議会の中から、みなさんの暮らしの声を届けていきたい
市政の現場で実績を積み、政務調査の手腕でも評価されてきた大つきかおり氏。都政の場に送り出すかどうかは、有権者一人ひとりの一票にかかっている。