2025-06-13 コメント投稿する ▼
伊藤大気氏が家賃補助を訴え「東京に住み続けられる街を」 墨田区から都政へ挑む
若者の声を都政に 伊藤大気候補が押上で政策訴える
東京都議会議員選挙が告示された6月13日、日本共産党の伊藤大気(だいき)候補が地元・墨田区の押上駅前で街頭演説を行い、「住まいの安心と平和の政治を実現したい」と力強く訴えた。応援には市田忠義・日本共産党副委員長が駆けつけ、都政に必要な若者として伊藤氏を紹介。「家賃補助100万世帯に月1万円を実現させよう」と支援を呼びかけた。
伊藤氏は学生時代、学費値下げを求めて活動してきた経験を持ち、若者の負担軽減と教育の無償化に一貫して取り組んできた。また、祖母が東京大空襲の被災者であることから、憲法9条を生かした平和外交の重要性を訴えるなど、若い世代ならではの視点で都政改革を志している。
“住まいは権利”と訴え 家賃補助の制度化めざす
この日の演説で伊藤氏が最も力を込めたのは、急騰する住宅費への対策だ。
東京で働く人たちが、普通に暮らしていける街にしたい。100万世帯に月1万円の家賃補助を実現したい
と訴え、東京のマンション価格や家賃の高騰が庶民の生活を直撃している現状を指摘。「今のままでは、若者も子育て世代も、高齢者も、東京から追い出されてしまう」と危機感をにじませた。
さらに伊藤氏は、「開発優先の都政ではなく、人間の暮らしを土台にする都市政策が必要だ」として、再開発に一定の規制をかけ、空き家の活用や公営住宅の拡充にも取り組む考えを示した。
「実績ある共産党と、前に進める若者の力を」市田副委員長が後押し
応援演説に立った市田忠義副委員長は、「伊藤さんは正義感あふれる若者。学費問題や平和への思い、そして住まいの政策もぶれない。こんな候補者を都議会に送ることが、政治の希望になる」と語った。
市田氏は共産党都議団のこれまでの実績にも触れ、「学校給食無償化、水道料金の無料化など、実際に都政を動かしてきた力がある。その力と伊藤さんのような新しい世代が結びつけば、暮らしにやさしい都政は必ず実現できる」と訴えた。
伊藤氏自身も、「誰もが家賃を気にせず、自分らしく暮らせる東京にしたい」と語り、共感を呼んだ。
「家賃補助、必要」SNSでも共感広がる
伊藤氏の訴えはSNS上でも反響を呼んでいる。
「月1万円の家賃補助って、リアルに助かる。ぜひやってほしい」
「若い人が自分の言葉で話してるのがいい。共感できる」
「開発よりも住まい。当たり前のことをちゃんと言ってくれるのが伊藤さん」
「家賃が高くて、東京で働いてても地元に帰る友人が増えてる。伊藤さんの訴えは切実」
「伊藤候補みたいな人に政治を任せたい。期待してる」
都政の課題が山積する中で、伊藤大気候補の「生活者目線の都政」を求める訴えが、今じわじわと広がりつつある。市民の切実な声を都政へと届けられるか、墨田区の選択に注目が集まっている。