2025-05-06 コメント投稿する ▼
福手ゆう子都議、文京区で街頭演説 山添拓議員らが応援 消費税減税と住宅政策を強調
党派超えた応援に支えられる福手ゆう子都議 文京区で街頭演説
日本共産党の福手ゆう子都議が再び都議会に挑むため、文京区内で街頭演説を行ったのは、雨が降る中。5月6日、地下鉄駅前の交差点で、傘を差した市民たちが演説に耳を傾けた。福手氏を支援するため、同じ日本共産党の山添拓参院議員だけでなく、東京大学名誉教授や立憲民主党の区議、元無所属区議も応援に駆けつけた。
福手氏は、物価の高騰で「スーパーのレジに並ぶのが怖い」という市民の声に触れ、消費税の減税を強く訴えた。「今までにないほど、消費税減税を求める声が寄せられています」と強調し、都議選と参院選は世論で政治を動かすチャンスだと呼びかけた。
また、福手氏は都議会で繰り返し提案してきた住宅政策についても触れ、「誰もが安心して住める住まいを、権利として保障する東京都に変えていきたい」と語った。
応援演説に立った山添拓議員は「暮らしの困難が本当に深刻です。消費税減税はもちろん、大企業や富裕層への適正な課税も求められています」と、国会と都議会での共産党の役割を強調した。
応援に駆けつけた東京大学名誉教授の武尾実氏は、再開発による住宅価格の高騰を問題視し、「庶民が住み続けられ、学生が学び続けられる文京区にするため、共産党都議団を大きくしよう」と呼びかけた。
また、立憲民主党の沢田圭司区議は、福手氏の人柄に触れ「若者の痛みや苦しみを誰よりも理解し、支えてきた」と語り、松下純子元無所属区議も「共産党という枠を超えて、福手さんは市民に寄り添う温かい人です」と称賛した。
文京区の都議選は定数2に対し、現職の福手氏をはじめ、都民ファーストの会の現職、自民党の元職が立候補を表明。前回2021年の選挙でトップ当選を果たした福手氏は、今回も支持拡大を目指して街頭で市民に訴えかけ続けている。