2025-03-27 コメント投稿する ▼
広瀬めぐみ元議員、詐取罪で有罪判決 弁護士業復帰に暗雲
詐取罪と不倫報道
広瀬氏は、不倫問題と政治資金の不正使用により大きな注目を集めた。報道によると、広瀬氏は既婚者でありながら、外国人男性との不倫関係が発覚していた。この不倫は、広瀬氏が高級車「赤ベンツ」に乗っていたことから「赤ベンツ不倫」と呼ばれ、週刊新潮が最初に取り上げた。さらに、広瀬氏が議員会館事務所や選挙事務所に勤務実態のない秘書を届け出て、その給与を不正に受け取っていたことが明らかになった。
不正行為の詳細
東京地検特捜部は昨年7月、広瀬氏の議員会館事務所や自宅、地元の選挙事務所を家宅捜索。即日、広瀬氏は自民党に離党届を提出し、翌月には詐欺罪で在宅起訴された。報道によれば、広瀬氏は詐取した秘書給与を自身の生活費に充てていた可能性があり、さらに、政治活動とは無関係な支出が政治資金として処理されていた。
例えば、広瀬氏が代表を務める「自由民主党岩手県参議院選挙区第一支部」が提出した2022年の1万円以下の領収書の中には、数百円程度の菓子代が「事務所費」として処理されている例が多数見つかった。特に、スーパーやコンビニでの買い物が多く、ポッキーやチョコレートなどが領収書に記載されていたという。
弁護士業復帰の可能性
広瀬氏は逮捕前、周囲に「弁護士の方が儲かる」と話しており、議員を辞めて弁護士業に復帰する意向を示していた。しかし、彼女の弁護士業への復帰は非常に難しいとの見方が強い。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏は、「彼女が所属する第二東京弁護士会から除名される可能性が高い」と指摘している。加えて、社会的な信用を失ったことが彼女の復帰をさらに困難にすると予測されている。