2025-10-12 コメント投稿する ▼
平将明氏「ジャイアン」の名付け親 萩生田氏を見た目と実像で語る
多くが萩生田氏の「印象と実像のギャップ」を感じ取っていることがうかがえます。 平氏は番組で、公明党の離脱判断についても「高市氏が即答しなかったのは当然だ」と理解を示しました。 公明党は、企業・団体献金の規制強化案への賛同を連立維持の条件に掲げていましたが、平氏は「石破政権時代でも話がつかなかった」と述べ、問題の根深さを示しました。
平将明氏が語った「ジャイアン」命名の真相
自民党の平将明デジタル相は2025年10月12日、テレビ番組で公明党の連立離脱をめぐり、高市早苗総裁の対応を「やむを得なかった」と擁護しました。その中で平氏は、萩生田光一氏について「映像で見ると悪そうだが、実際話すと魅力的な政治家だ」と語り、「あだ名『ジャイアン』を付けたのは私だ」と明かしました。
この発言は、強面で知られる萩生田氏の印象を和らげる意図を持ちながらも、同時に党内批判を抑えるメッセージでもありました。平氏は同じ東京都連に所属する仲間として、「人を巻き込む力がある」とも語り、政治家としての手腕を高く評価しました。
「映像で見ると本当に怖いのに、話すと人懐っこい」
「ジャイアンと言われても憎めないタイプだ」
「裏で支える力がある政治家だと思う」
「批判されても動じない胆力がある」
この5つの声は、SNS上で実際に寄せられた国民の反応を反映しています。多くが萩生田氏の「印象と実像のギャップ」を感じ取っていることがうかがえます。
公明党離脱の裏にある政治とカネの問題
平氏は番組で、公明党の離脱判断についても「高市氏が即答しなかったのは当然だ」と理解を示しました。公明党は、企業・団体献金の規制強化案への賛同を連立維持の条件に掲げていましたが、平氏は「石破政権時代でも話がつかなかった」と述べ、問題の根深さを示しました。
高市氏が斉藤鉄夫代表に「党内で協議したい」と返したことに対し、公明党は「具体的な回答ではない」として離脱を通告しました。背景には、派閥パーティー収入不記載事件で萩生田氏の政策秘書が略式起訴された件もあり、政治とカネの問題が再燃していました。
党内人事を巡る“ドロ船政権”の実態
平氏は、自民党内の人事批判に対して「みんなで選んだ高市総裁の人事に、良い悪いを言っている場合ではない」と発言しました。さらに「議員数が少ないので全員が動かないと党が回らない。不記載議員を全員自宅待機にしたら組織は止まる」と述べ、現実的な危機感を示しました。
この発言は、党内の倫理問題を軽視しているとの批判も招きましたが、同時に、現実的な運営論としての側面も否定できません。自民党は長期政権の「ドロ船化」が進み、倫理より体制維持を優先する姿勢が明確になっています。
見た目評価が支配する政治の危うさ
平氏の「見た目と実像のギャップ」発言は、政治家評価の在り方に一石を投じました。萩生田氏のように、強面の印象が過剰に語られ、政策内容や実行力が後回しにされる風潮が広がっています。
国民が「印象」で政治家を選ぶ構造は危険です。政治家の評価は、発言・実績・説明責任の3点で測るべきです。 政治をショー化する傾向が強まる中、平氏の発言は、見た目支配の時代への小さな警鐘とも言えます。
政界には、信頼回復のための抜本改革が求められています。派閥政治の構造を温存したままでは、どれだけ「魅力的な人物」がいても、国民との距離は縮まりません。政治家自身が、印象よりも中身で語る覚悟を持たなければならない時期に来ています。