「自衛隊の未来兵器」電磁砲レールガンが幕張で公開 秒速2000mで迎撃革命へ

2025-05-22 コメント投稿する

「自衛隊の未来兵器」電磁砲レールガンが幕張で公開 秒速2000mで迎撃革命へ

次世代兵器「レールガン」が現実に 幕張で最新技術を公開


千葉市美浜区の幕張メッセで開催中の防衛装備品の国際見本市「DSEI Japan 2025」で、防衛装備庁が開発中の電磁砲「レールガン」の実物模型と試射映像を初公開した。展示された模型は艦載を想定したもので、来場者の注目を集めている。レールガンは、火薬を使わずに電磁力で弾丸を超高速で発射する未来型兵器で、極超音速兵器への迎撃手段として期待が高まっている。

「マッハ5」超えの威力 従来火砲の常識を覆す


レールガンの仕組みは、2本のレールに強力な電流を流して磁場を発生させ、その力で弾丸を加速するというもの。防衛装備庁の発表によれば、今回の試射で確認された弾丸の初速は秒速2000メートル。これは音速の約5倍、いわゆる「マッハ5」以上に相当し、「極超音速」とされる領域だ。比較として、戦車の主砲はおおよそ秒速1000メートルとされている。初速が速ければ弾の威力も高まり、従来の砲弾では困難だった装甲貫通や長距離精密射撃にも対応可能になる。

海上試験で成果 護衛艦配備に現実味


注目すべきは、2023年に海上自衛隊の試験艦「あすか」で実施された世界初の洋上発射試験だ。波や風などの影響が大きい海上での発射に成功したことで、護衛艦などへの実用化が視野に入った。レールガンを艦艇に搭載すれば、他国が開発を進める極超音速ミサイルを迎撃できる「防空の切り札」としての役割も果たすことが期待されている。

国際競争が激化 日本の技術力にも注目


この技術分野ではアメリカ、中国、ドイツなども積極的に開発を進めており、国際的な競争が激化している。日本は2022年に約65億円の開発予算を計上し、技術者を中心に地道な研究を重ねてきた。現在では艦載型だけでなく、陸上自衛隊の装輪車両への搭載も視野に入れており、島しょ防衛や機動展開の面でも新たな選択肢となる可能性を秘めている。

ネットの声:「SFが現実に」「未来兵器に期待」


このレールガン公開に対して、SNS上では様々な反応が飛び交っている。

「まさか本当にレールガンが自衛隊に配備される時代が来るとは…」
「電気の力で弾を飛ばすなんて、まるでアニメの世界だ」
「迎撃手段が少ない極超音速ミサイルへの対抗策としては現実的だと思う」
「軍事技術に頼ることに賛否はあるけど、日本の技術力の高さは誇りに思う」
「こういう防衛装備にこそ税金を使ってほしい。抑止力になるなら支持する」


DSEI Japanは5月23日まで開催されており、防衛産業や安全保障に関心を持つ関係者や市民が多く足を運んでいる。日本の防衛技術がどこまで進化するのか、今後の展開に注目が集まっている。

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2025-05-22 17:41:12(くじら)

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