2025-03-19 コメント投稿する ▼
C-17導入巡る閣内対立 中谷防衛大臣と石破首相の意見が食い違う
中谷防衛大臣の懸念
中谷防衛大臣は、C-17はすでに製造中止となっており、部品も調達できない状況にあると指摘しました。そのため、実際の導入は非常に難しいとの立場を取っています。この問題については、現実的に調達することが困難であることが大きな障害となっていると述べました。
石破首相の主張
一方で、石破首相はC-17導入を長年主張しており、今月4日の衆院予算委員会でもその重要性を強調しました。首相は、輸送機がより多くの物資を積めることが重要であり、自衛隊の機動展開や住民避難における輸送力強化が必要だと語りました。このように、石破首相は輸送機能力の向上に強い意欲を見せており、導入に向けた具体的な方策を模索しています。
今後の議論
C-17導入を巡る意見対立は、今後の防衛政策に影響を与える重要な問題です。中谷大臣は現実的な課題を指摘していますが、石破首相は日本の防衛力強化の観点から輸送機能力の向上が不可欠だと考えています。両者の意見の違いは、今後の防衛計画にどのように反映されるのか、注視が必要です。