2025-03-12 コメント投稿する ▼
海自ヘリ訓練中に衝突、引き揚げ作業で複数の遺体発見
米軍の協力で引き揚げ作業
今回の引き揚げ作業は、海自と契約を結んだ米軍が海洋作業船を現場に派遣し、支援を行いました。作業船は遠隔操作型無人潜水機(ROV)を使って、沈没した機体にワイヤを取り付け、11日夜には1機、12日朝にはもう1機を無事に引き揚げました。その後、作業船は海底に散らばった部品などの回収作業を進めた後、横浜市内の米軍施設に向かう予定です。
事故の原因と調査結果
昨年4月20日夜に発生した衝突事故は、海自の哨戒ヘリ2機が訓練中に接近し、衝突したと見られています。事故後、海自は事故調査を行い、昨年7月には「見張りが不十分で、互いの距離を誤認した可能性がある」とする結果を公表しています。今後は、引き揚げられた機体をさらに詳しく調査し、事故の原因を究明していく方針です。