2025-08-29 コメント投稿する ▼
中谷防衛相「総裁選前倒し求めない」石破首相支持を鮮明に、記名確認には理解
中谷防衛相、総裁選前倒し「対応を明らかにするのは当然」
自民党内で臨時総裁選の前倒しを求める声が広がる中、中谷元防衛相は29日の記者会見で「自民党国会議員として自らの対応を明らかにするのは当然だ」と発言した。総裁選前倒しの是非を決める意思確認が記名式で行われることについて評価し、議員一人ひとりが責任を持つべきだと強調した。
その一方で、自身の対応については「自衛隊の最高指揮官は首相である。防衛相はそのようなことをすべきではない」と語り、前倒しを求めない立場を改めて示した。石破茂首相を支える姿勢を鮮明にした形だ。
「立場を明確にするのは当然」
「防衛相が政治的に動くのは好ましくない」
「記名式は責任を伴うから賛成」
「石破首相を支えるのが現実的だ」
「防衛相の発言としては筋が通っている」
首相側近としての立場
中谷氏は石破政権を支える首相側近の一人として知られている。安全保障政策を担う立場から、政権の安定を何よりも重視しており、総裁選前倒しによる党内混乱が安全保障政策に悪影響を及ぼすことを懸念している。
会見では「今は難局が続いている。安全保障環境が厳しい中で、政権の不安定化を招くべきではない」とも発言し、防衛相としての責任を前面に出した。
総裁選の記名確認をめぐる動き
党総裁選挙管理委員会は、前倒しの是非を確認するための署名を記名式で行い、議員名を公表することを決定している。この仕組みについては「透明性を確保するために必要」との声がある一方、「議員への圧力になるのでは」との懸念も党内にはある。
中谷氏は「記名で責任を明確にするのは当然」としつつ、防衛相という立場からは直接的に動かない方針を示すことで、バランスを取った格好だ。
石破政権安定へのメッセージ
中谷氏の発言は、石破首相の続投を支持する立場を改めて裏付けるものであり、党内での総裁選前倒し論に対する牽制の意味もある。防衛相として「安全保障上のリスクを高めるべきではない」との強調は、国民に対しても「安定政権の必要性」を訴えるメッセージといえる。
総裁選前倒し論が党内で強まる一方で、中谷氏のように現職閣僚が石破首相支持を明確に打ち出すことは、政権側にとって大きな支えとなる。国会情勢が不透明な中で、石破政権の安定を最優先にすべきとの主張が浮き彫りになった。