2025-07-13 コメント投稿する ▼
はたやま和也候補が秋田・岩手で訴え 「消費税減税こそ暮らしの応援策だ」 最低賃金引き上げ・格差是正へ共感拡がる
“消費税5%減税”実現へ決着つけると訴え
日本共産党のはたやま和也参院比例候補は7月13日、秋田県と岩手県を駆け巡り、街頭演説を行った。テーマは明確――「消費税を5%に減税する」。はたやま氏は「財源論では決着がついた。あとは実現するだけ」と語気を強め、「比例で共産党を大きくして、減税の声を政治に反映させよう」と呼びかけた。
消費税減税は、現役世代から年金生活者まで広く家計に恩恵がある施策だ。特に地方の高齢者や低所得者層にとっては、物価高のいまこそ必要不可欠だと訴える。
「買い物するたびに税金取られて、生活はギリギリ」
「5%に戻すだけでも全然ちがう。やっと言ってくれる人が現れた」
「消費税は逆進性が強い。庶民をいじめる税金」
「減税=夢物語って思ってたけど、ちゃんと財源も考えてて驚いた」
「やっと生活者の目線で語る政治家が出てきた感じ」
最低賃金1500円へ カギは中小企業支援
はたやま氏は演説の中で、賃金引き上げにも触れ、「最低賃金を時給1500円に」と明言。その実現に向けては、「中小企業への直接支援が必要不可欠」とし、実際に岩手県ではすでにモデルとなる支援策が実施されていることを紹介した。
さらに「大企業の利益は、現場で汗を流す労働者が生み出したものだ」と訴え、大企業の内部留保に時限的課税を行い、それを原資に賃上げ支援を行う構想を明示。賃上げを“企業任せ”にせず、国が責任をもって後押しする仕組みを求めた。
若者の関心も拡大 差別・環境・平和への期待
この日は若者の反応も印象的だった。秋田駅前では、演説を聞いていた学生らが自発的に意見を述べた。
「外国人差別は絶対に許せない。声を上げる政治家が必要」
「日本が世界5位の温室効果ガス排出国って初めて知った。自分たちが変える責任ある」
「気候変動、ジェンダー平等、これ全部つながってると思う」
「核兵器禁止条約に参加しない国って、今の時代どうなの?」
「政治のことは難しいと思ってたけど、今日ちょっと希望が見えた」
こうした声を受け、はたやま氏は「若者が未来に責任を持とうとする姿勢に希望を感じる。政治家はその声に応える義務がある」と語った。
「物価高にあえぐ現実を直視せよ」現場の声から生まれた政策
演説中、盛岡市で足を止めた64歳の男性は「作業所で働いている。最近の物価高には本当に困っている」と打ち明けた。はたやま氏の説明に納得した様子で、「比例は共産党に入れる」と支持を表明。
現場の声を起点に、消費税減税や賃上げ、環境・平和政策を提案するはたやま氏の訴えには、従来の“政局的な言葉”とは違う手触りがある。市民の暮らしと、未来に対する責任感から生まれた政策――その真剣さが、人々の心に届き始めている。
比例代表の行方が注目される中、「消費税を減らして、未来に希望を」――そんな声が、秋田と岩手の街頭で確実に響き始めている。