2025-07-09 コメント投稿する ▼
農業も医療も崩壊させない――はたやま和也が北海道で訴える「命と食を守る政治」
医療も農業も崩壊させない――はたやま和也が北海道で訴える「命と食を守る政治」
「農家の声を国会へ」 北海道から訴える本気の農政転換
「このままでは、北海道の農業が壊れる。今、政治が本気で支えなければ――」
日本共産党の参院比例候補・はたやま和也氏が9日、北海道旭川市と岩見沢市で街頭演説を行い、農業再生と医療支援の両立を訴えた。比例代表で国会に駆け上がろうとするその決意は、「地方の現実を知る政治家」の言葉として、市民の心に届いていた。
はたやま氏は、コメ不足の陰で、北海道の農家が価格暴落や収支赤字に苦しんでいる現状に触れ、「自民党農政は、農家を切り捨ててきた結果がこれ。政府が責任を放棄したから、日本の食が揺らいでいる」と厳しく批判。
「“国を守る”というなら、まず守るべきはこの国の主食・コメであり、農家の暮らしです。価格保障・所得補償こそが、本気の農政です」と訴えた。
「はたやまさん、農家の実態よく分かってる」
「赤字でもコメを作るしかないって、もう限界」
「農業って“儲からない”じゃなくて“報われない”んだよね」
「言葉じゃなくて、政策で農家を支えて」
「政治が食を壊したら、国は終わり」
医療崩壊の現場を見てきたからこそ言える危機感
旭川周辺では病院の廃業や病棟の閉鎖が相次ぎ、医療の空白地帯が広がっている。はたやま氏はこの問題にも深く切り込んだ。
「地域医療が壊されれば、高齢者も子育て世代も安心して暮らせない。いのちの格差が広がり、都市と地方の分断が深まる」と訴え、「今こそ医療・介護に予算をまわし、地方を守る政治に転換すべきだ」と呼びかけた。
政府が進める「医療費4兆円削減」「病床11万床の削減」に対しては、「あまりにも現実離れした政策。医療現場ではすでに疲弊が限界なのに、さらに削るのは暴力的ですらある」と批判。
「自民・公明・維新・国民民主は“削る連合”。命を守る政治のためには、日本共産党の躍進が必要です」と訴える姿には、現場を知る者としての説得力があった。
“外国人たたき”より、命と食を守る政治を
はたやま氏はまた、選挙戦で一部政党が外国人への排除や差別的発言を繰り返していることにも言及。「目をそらすために“弱い誰か”を攻撃するような政治は、かつての戦争前夜と変わらない」と警告を発した。
「農業でも医療でも、現場を支えているのは日本人も外国人も共に働く仲間です。差別ではなく共生。対立ではなく連帯を貫く政治を、私はやります」と語った。
演説の締めくくりでは、「旭川には、戦前に拷問で殺された共産党員・今野大力がいた。彼が遺した『殺す相手も殺される相手も同じ労働者の仲間』という詩のように、争いではなく希望を語る政治が今必要です」と語り、多くの市民が拍手を送った。
地方の声を国会に 比例ははたやま和也
はたやま和也候補の街頭演説には、小池晃書記局長も応援に入り、「この北海道の広い大地と苦しむ農家、崩れかけた医療を守るために、はたやまさんが必要です」と力を込めた。
小池氏は、「今の政治は“軍拡には43兆円出せても、農家と病院には出せない”という倒錯した政治。それを変えるのが日本共産党の仕事だ」として、「比例は共産党で、はたやま和也を国会へ」と呼びかけた。
地域の実態を知らずに進む“削減ありき”の政治では、北海道の命も暮らしも守れない――。
農業と医療という、生活の根幹にまっすぐ向き合い、国会で声を届けようとする、はたやま和也候補の真剣な訴えは、有権者の心を確実に揺さぶり始めている。