2025-06-28 コメント投稿する ▼
はたやま和也氏「どの子も安心して育つ社会に」 教師経験を活かし比例代表から教育再建を訴え
はたやま和也氏が比例代表から教育再生を訴え 「どの子も見捨てない社会に」
教壇から国会へ “教育現場の声”を比例代表で届けたい
参院選(7月3日公示・20日投開票)を目前に、日本共産党の比例代表予定候補・はたやま和也氏が28日、さいたま市の大宮駅西口で開かれた街頭演説に登壇した。かつて中学校の教員として現場に立っていた経験をもとに、「どの子どもも安心して成長できる社会をつくりたい」と力強く訴え、聴衆の共感を呼んだ。
演説のなかで、はたやま氏は教員時代を振り返り、「子どもたちは皆、心の中で“ちゃんと向き合ってほしい”と思っている。けれど現実の教室は人手も予算も足りず、それができない」と語り、聴衆の胸に語りかけた。
「だからこそ教育予算を増やし、先生を増やす。誰も取り残さない教育環境を国の責任で整える必要がある」として、具体的な制度改革を掲げた。
「子どもに向き合うって言葉に泣きそうになった」
「教育の現場を知ってる人にこそ、国政に出てほしい」
「先生を増やすって当たり前のことがなぜできないのか」
「はたやまさん、共感しかない。比例で何としても通って」
「教師経験者の訴えには説得力がある。応援するしかない」
「今の政治は教育を削りすぎた」 現場感覚の訴えに支持広がる
はたやま氏は、文科省が出す統計データでは見えてこない「学校現場の苦しさ」にこそ目を向けるべきだと主張する。授業準備が追いつかず、心を病んで離職する若手教員、過労死ラインを超える残業に耐える職員たち。こうした現実に、「予算をつければ改善できるのに、政治はずっと無関心だった」と憤った。
「子どもたちの学ぶ権利は、社会の未来そのものです。それを政治が軽んじてきた。だから私は声を上げ続けます」と訴える姿に、子育て中の母親や学校関係者からも共感の声が相次いだ。
はたやま氏は「比例代表で5議席を取り、こうした現場の声を国会に届ける。教育再建は誰かのためではなく、社会全体の基盤のためなんです」と力を込めた。
「消費税を減税し、教育に回せ」経済政策でも具体案
経済政策についても、はたやま氏は教育予算と結びつけて語った。「消費税を減税し、国民の購買力を回復させる。そして、財源は大企業に応分の負担を求めることで、社会に還元させるべき」と主張。「教育にも福祉にも、本当にお金を必要としている分野にこそ、税金を使うべきです」と語ると、大きな拍手が巻き起こった。
また、「格差の拡大が教育機会の格差に直結している」として、大学授業料の無償化や、奨学金制度の拡充にも言及。「借金しないと進学できない国に、未来はありません」と厳しく指摘した。
比例代表という全国規模の選挙であるにもかかわらず、はたやま氏の訴えは「教育」という日常のテーマを通して、多くの無党派層にも響いている。
“与党でも維新でもない”からこそ訴えられる政策
応援演説に立った山添拓参院議員も、「はたやまさんの訴えは、他の政党の誰にもできない現場感覚の政策提案。現実に根ざしているから強い」と語った。
さらに、「維新や国民民主は結局、大企業・財界の立場に立ち、アメリカの言いなり。そういう政治では、教育も社会保障も立て直せない」と断じた。
比例代表予定候補の矢野ゆき子氏も登壇し、「女性が安心して働ける社会には、教育・保育の充実が不可欠。はたやまさんのように、根本から問題を見つめる候補と一緒にたたかいたい」と連携をアピールした。
はたやま氏は最後に「私たちは目の前の子どもたちの未来を奪いたくない。ただその思いでここに立っています。比例5議席を現実にするため、皆さんの力を貸してください」と呼びかけ、聴衆から再び拍手が起こった。