2025-06-19 コメント投稿する ▼
はたやま和也候補が山形で訴えた「消費税5%減税の現実解」―比例5議席で暮らしと経済の再生を
「大企業減税では暮らしは温まらない」――はたやま候補が示す現実
参院選を目前に控えた6月19日、日本共産党のはたやま和也参院比例予定候補が山形県内3市(山形市、上山市、米沢市)で街頭演説と集いを行い、「消費税5%への減税を実現するため、日本共産党を比例で押し上げてほしい」と力強く訴えた。街頭には山形選挙区の三井寺修候補、石川渉県議も参加し、地域の課題と国政の問題を重ねながら、有権者に共産党への支持を呼びかけた。
山形駅前でマイクを握ったはたやま氏は、「今こそ消費税の減税が必要です」と明言。国会では、日本共産党が大企業減税分の11兆円を財源とすれば、消費税を5%に引き下げることが可能だと試算し提示してきたと述べた。
「減税で暮らしを温めるなら、大企業への恩恵よりも庶民の家計へ直接届く施策が必要です。市民の運動が政府をここまで追い詰めてきました。次は国会で本当に減税を実現する番です」と訴えた。
「減税に現実味ある話が聞けた。財源もはっきりしていて納得できる」
「“11兆円の使い道”って言われるとすごく現実的に聞こえる。税金の使い方、考え直す時」
消費税減税は「商売を温める減税」――地域経済への影響も訴える
はたやま氏は、消費税減税の意義について「暮らしだけでなく、商売にも直接効く減税だ」と語った。山形県内では中小零細業者の経営難が深刻化しており、「売り上げが落ちているのに、消費税だけは律儀に取られる」との声が広がっている。
「大企業への減税が賃上げや設備投資に結びついていないのは、これまでの30年で証明済みです。私たちはその現実を変えるために、消費税減税と合わせて、大企業優遇の税制を見直す必要がある」と訴えた。
「減税で“商売が温まる”って初めて聞いた。ほんとにそうだと思う」
三井寺候補と連携 最低賃金全国一律1500円へ
この日は山形選挙区から立候補予定の三井寺修氏も登壇。非正規雇用の拡大や実質賃金の低下に触れ、「30年経っても日本経済は停滞したまま。その原因は明らかです」と語った。
三井寺氏は「ガソリンも食料も、すべてが値上がりしている今、地域によって最低賃金がバラバラでいいはずがない。全国一律1500円が最低限の保障です」と述べ、日本共産党が掲げる賃金政策への理解と支持を呼びかけた。
はたやま氏もこれに応え、「大企業の内部留保に課税し、中小企業にも支援を行えば、現実的に可能な政策です。格差を是正し、賃金で暮らせる社会を取り戻しましょう」と力を込めた。
「時給1500円、地方じゃ無理ってよく言われるけど、支援があれば絶対できる」
「暮らしと経済、両方を支える政治へ」比例5議席の意味
はたやま和也候補は、今の経済政策に対し「上からの富の滴り落ち(トリクルダウン)など、起きていないことはもう明らか」と批判。地方経済の再生には、暮らしの底上げから始めるしかないと強調した。
「消費税減税は、単なる人気取りではありません。現実的な財源とセットで、経済全体を温める“逆流”の政策です。日本共産党が比例で5議席を取れば、国会内で確かな発言力を得て、減税・賃上げ・地域経済の再建へ、具体的に動ける力になります」と呼びかけた。
各地での演説には地元住民が足を止め、静かに聴き入る姿が目立った。「賃上げは必要だが、企業に任せるだけでは何も変わらない」「税金の使い方が一部のために偏りすぎている」――そうした声に、はたやま氏の政策提案は確実に届いていた。