2025-05-12 コメント投稿する ▼
新型コロナ全国で感染者数減少続く、新潟は依然高い水準 – 厚労省が最新データ発表
新型コロナ新規感染者、全国で減少傾向続く
厚生労働省は12日、新型コロナウイルスの新規感染者数が全国的に減少を続けていることを明らかにした。4月28日から5月4日までの1週間で、全国約3,000の定点医療機関から報告された感染者数は4,227人。1医療機関あたりの平均は1.10人で、前週比で0.79倍に減少している。
地域別の感染状況、新潟県で最も高い感染者数
地域別に見ると、新潟県が1医療機関あたり2.80人と最も高い数値を記録した。続いて長野県が2.05人、岐阜県が2.00人と高い水準を維持している。一方、感染者が少なかった地域は、宮崎県の0.57人、東京都の0.62人、島根県の0.65人などが挙げられる。
減少傾向続く中、地域間での差は依然存在
新規感染者数は全国的に減少傾向が続いているが、地域ごとの感染状況には依然として大きな差がある。特に人口の多い都市部よりも地方で感染者数が高い傾向が見られ、医療提供体制への影響も懸念される。
厚労省は今後も感染状況の推移を注視し、必要に応じた感染対策の見直しを検討するとしている。感染防止の基本対策であるマスクの着用、手洗いの徹底、三密の回避などを引き続き推奨し、全国的な感染収束に向けた取り組みを強化する方針だ。