自民・齋藤前経産相、野党の理不尽な要求には拒否の姿勢

自民党の齋藤前経済産業大臣は、野党との政策協議において、巨額の税収不足を招くような要求には応じるべきではないとの考えを示しました。

理不尽な要求への対応

齋藤氏は、「年収103万円の壁」の見直しなど、野党からの政策要求について、「理不尽で国益に反する政策を『飲め』と言われたときの対応は考えておかないといけない」と述べました。具体的には、毎年7兆円や8兆円の歳入欠陥が生じるような政策を無責任に受け入れるべきではないと指摘しています。

国民への説明と主張

また、齋藤氏は「何でも言うことを聞くのではなく、おかしいところはきちんと堂々と主張すべきだ。分かってくれる国民もいる」と述べ、理不尽な要求に対しては毅然とした態度で臨むべきだと強調しました。

新年度予算案が成立しない場合の対応

さらに、新年度予算案が成立しない場合の対応について、「予算案が通らないということは『内閣に仕事をするな』という国会の意思になる。衆議院を解散し、国民に『野党にこんなことを言われて、絶対に飲めないので意見を聞きたい』というくらいの腹構えで臨んだらいい」と述べ、国民の理解を得るための積極的な姿勢を示しました。


齋藤前経産相の発言は、野党からの理不尽な要求に対しては拒否する姿勢を示し、国民への説明責任を果たす重要性を強調しています。今後の政策協議や予算案の成立に向けて、与野党間での建設的な議論が求められます。