2025-12-02 コメント投稿する ▼
鳥取県米子市の農場で鳥インフル確定、肉用鶏7万5千羽殺処分開始、今シーズン全国6例目
鳥取県は2025年12月2日、米子市内の農場で発生していた高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。 農林水産省によると、今シーズンは既に北海道や新潟県などで相次いで発生が確認されており、鳥インフルエンザの感染が確認されれば、山陰両県今シーズン初めてのケースとなりました。
鳥取県米子市で鳥インフル発生、7万5千羽殺処分開始
鳥取県は2025年12月2日、米子市内の農場で発生していた高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。これは今シーズン国内6例目となります。
大規模殺処分と防疫措置の開始
所在地:鳥取県米子市 飼養状況:約7.5万羽(肉用鶏)となっており、県は感染拡大を防ぐため、すべての鶏の殺処分を開始しました。この養鶏場では約7万5千羽を飼育していて、鳥取県はこの後午後3時10分から緊急の対策会議を開き今後の対応について協議するとしています。
発生が確認された経緯について、12月1日の朝7時半、この農場から家畜保健衛生所に死亡したニワトリが増加したという旨の連絡がありました。その後、鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ、12羽中10羽が陽性だったことが判明し、詳細な検査の結果、陽性が確定されました。
また、防疫措置として周辺地域に厳格な制限が設けられています。農林水産省の発表によると、農場から半径3km以内の区域について移動制限区域の設定、半径3kmから10km以内の区域について搬出制限区域の設定等必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施することが決定されました。
現地からは不安の声が上がっています。
「また鳥インフルか、今年は多すぎる。養鶏農家が心配です」
「7万羽って相当な数。農家の人のことを思うと胸が痛い」
「ちゃんと防疫対策してほしい。消費者も不安になる」
「卵の値段がまた上がるのかな。家計に響く」
「移動制限で迷惑かけちゃうけど、仕方ないよね」
今シーズン全国で相次ぐ発生
今回の鳥取県での確認は、今シーズン全国で6例目の発生となります。農林水産省によると、今シーズンは既に北海道や新潟県などで相次いで発生が確認されており、鳥インフルエンザの感染が確認されれば、山陰両県今シーズン初めてのケースとなりました。
全国的な発生状況を見ると、毎年秋から春にかけて渡り鳥の飛来とともに鳥インフルエンザのリスクが高まることが知られています。特に今シーズンは比較的早期から発生が確認されており、関係者の間では警戒が強まっていました。
農林水産省は今回の発生を受けて、農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の対応方針について確認することとしています。
迅速な防疫対策と生産者支援
防疫措置として、政府は以下の対応を実施します。まず、感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道路に消毒ポイントを設置することで、ウイルスの拡散防止に努めます。
また、必要に応じ、各地の動物検疫所、家畜改良センター等から「緊急支援チーム」を派遣し、現地での殺処分や埋却作業を支援する体制を整えています。
人への影響について、県は鳥インフルエンザは人に感染することはないとしたうえで死んだ野鳥などを見たら触らずに県に連絡するように呼びかけていますと説明し、冷静な対応を求めています。
今回の発生により、地域の養鶏業界にとっては大きな打撃となることが予想されます。経営面での支援や早期の復旧に向けた取り組みが今後の重要な課題となるでしょう。関係機関は感染拡大防止と迅速な防疫措置の完了に全力で取り組んでいます。