2025-08-23 コメント投稿する ▼
山下芳生氏「自民党政治を根本から転換」 大津で決意表明、共産党の役割を強調
山下芳生氏「自民党政治を根本から転換」 大津で強調
日本共産党の山下芳生副委員長は23日、大津市で開かれた集いに出席し、参院選の総括と今後の課題について語った。山下氏は「党議席が後退したことは真摯に反省する」と述べつつも、「衆参両院で自公与党が過半数を割ったことは大きな前進だ」と強調。党が果たした役割について「国会での追及、『赤旗』スクープ、市民と野党の共闘への努力が確かな貢献になった」と振り返った。
「自民党政治からの転換」を強調
山下氏は「国民は自民党政治との決別を願っている」と指摘し、与党の補完勢力や排外主義的な勢力の動向にも警鐘を鳴らした。その上で「今は日本の政治の歴史的岐路だ。自民党政治を根本から転換させる改革の道を示し、極右や排外主義の主張と断固たたかう論陣を張れるのは日本共産党しかない」と訴えた。さらに入党を呼びかけ、党の強化に向けた決意を表明した。
「山下さんの覚悟に泣いた。議員バッジが外れても終わりではない。たたかいはこれからだ」
「国会での追及は共産党でなければできない役割だ」
「野党共闘を続けてほしい」
「自民党一強を崩すには地道な運動が必要」
「排外主義に真正面から立ち向かえるのは共産党だ」
参加者やSNS上にはこうした声が寄せられ、共感の輪が広がった。
地方からの運動の広がり
集いでは、滋賀県委員長の石黒良治氏や、参院滋賀選挙区で奮闘した佐藤耕平氏も登壇。佐藤氏は「捲土重来を期す」と語り、次の挑戦に向けて意気込みを示した。また、JCPサポーターによる司会進行で、地域に根ざした共産党の活動をさらに広げていく方針が確認された。
参院選での議席後退を受けつつも、日本共産党は自公与党の過半数割れを「国民の変化の兆し」と捉え、政権与党との対決姿勢を鮮明にしている。山下氏の発言は「自民党政治を根本から転換する」という強いメッセージを含み、今後の党活動における決意表明となった。