2025-05-27 コメント投稿する ▼
静岡-ソウル便が1日2往復に拡充へ チェジュ航空増便で観光と経済に追い風
静岡県と韓国の交流が加速 チェジュ航空が静岡-ソウル線を増便
静岡県と韓国・ソウルを結ぶ空の便がこの夏から大幅に拡充される。チェジュ航空が運航する静岡-ソウル(仁川)線は、2025年6月1日から8月末までの期間限定で、1日2往復体制、週14便へと増便されることが決定した。これを受けて、静岡県と富士山静岡空港の関係者は、同日の増便初便を歓迎する式典を空港国際線到着ロビーで行うと発表した。
知事自らが参加し、到着した乗客を迎えるだけでなく、地元マスコット「ふじっぴー」も登場し、記念品が配布されるなど、地域全体で歓迎ムードを盛り上げる計画だ。
富士山静岡空港に活気 韓国便増加で期待高まる
チェジュ航空の今回の増便は、韓国からの観光客やビジネス渡航者の利便性向上を目的としたもので、地域経済へのプラス効果も大いに期待されている。富士山静岡空港の国際線拡充が進むなか、県としても観光振興や国際交流の推進に力を入れており、今回の増便はその具体的な成果のひとつと言える。
空港関係者は「今後の利用者数増加と定期便維持に向けて、より一層の利用促進策を講じていきたい」と話しており、他の国際路線の拡充も視野に入れている。
1日2往復の運航スケジュール
増便後の運航スケジュールは以下の通りとなる。
7C1601便:ソウル(仁川)発 6:50 → 静岡着 8:55
7C1603便:ソウル(仁川)発 15:10 → 静岡着 17:05
7C1602便:静岡発 10:10 → ソウル(仁川)着 12:25
7C1604便:静岡発 17:55 → ソウル(仁川)着 20:10
機材は189席仕様のボーイング737-800型機を使用。1日2便の運航により、渡航時間帯の選択肢が広がることで、観光・ビジネスどちらの需要にも対応しやすくなる。
ネット上の反応も好意的
このニュースはSNSでも話題となっており、多くの県民や旅行者から期待の声が上がっている。
「ソウル便の増便ありがたい!次の旅行先が決まった」
「ふじっぴーに会えるなら空港に行ってみたい」
「仕事で韓国によく行くので便が増えるのは助かる」
「静岡空港がどんどん便利になってきて嬉しい」
「国際化が進む静岡に期待!」
SNS上では、空港の利便性向上を歓迎する声や、旅行へのモチベーションを高めるコメントが多く見られる。
今後の展望と課題
今回の増便は一時的な措置ではあるが、需要が定着すれば、今後の通年運航や他国への国際便拡充も見込まれる。静岡県は観光資源が豊富であり、韓国をはじめとしたアジア各国からの訪日客誘致のチャンスと捉えている。
また、空港へのアクセス改善や観光地との連携強化など、受け入れ体制の整備も同時に進めていく必要がある。地域と空港、行政が一体となって取り組むことが、今後の持続的な国際路線維持のカギとなるだろう。