2025-03-17 コメント投稿する ▼
富士山静岡側、登山者から4000円徴収へ 山梨側と足並みそろう
山梨県でも今月4日に、吉田ルートの通行料を現行の2000円から4000円に引き上げる改正条例が可決・成立しており、両県での対応が一致した。
午後2時以降の入山は、山小屋の宿泊予約をした登山者に限定され、事前のルールやマナーに関する学習が義務付けられる。静岡県内の富士宮口と須走口の5合目、御殿場口の新5合目付近には係員が配置され、入山料の支払いや事前学習の受講を示す「入山証」の確認が行われる。集められた入山料は、人件費や安全対策に活用される。
入山者数の上限設定はなく、これまで任意で徴収していた「保全協力金」(基本1000円)は廃止される。
- 静岡県側3ルートで、今年の夏山シーズンから登山者から4000円の入山料を徴収。
- 午後2時から翌午前3時までの入山を規制し、宿泊予約者のみが午後2時以降の入山可能。
- 山梨県も吉田ルートの通行料を4000円に引き上げ、両県で対応が一致。
- 事前学習の受講や「入山証」の提示が入山条件となり、係員が確認を実施。
- 入山料は人件費や安全対策に使用され、入山者数の上限は設定せず、保全協力金は廃止。