2025-06-02 コメント: 1件 ▼
町田市都議選2025:村松としたか氏、“0円子育て”と賃上げで無党派層に挑む
村松としたか氏、町田市から都議選に挑戦 “0円子育て”と地域密着型政策で勝負
東京都議会議員選挙(町田市・定数4)が6月22日の投票日に向けて激しさを増す中、公明党新人の村松としたか氏が注目されている。長年地元に根ざした活動を続けてきた村松氏は、子育て支援や物価高対策など、現役世代が直面する課題に正面から取り組む姿勢で支持を広げようとしている。
残る1議席を巡る激戦 村松氏は浸透戦に全力
町田市の都議選は、定数4に対し、有力候補がひしめく大激戦。立憲民主党の新人候補と自民党現職が無党派層や高齢者層の支持を取り込み先行しており、共産党現職も女性層を中心に根強い支持を築いている。その中で、残る1議席を巡って、公明党の村松としたか氏、都民ファーストの現職、国民民主党の新人が激しく争う構図だ。
村松氏にとっての最大の課題は、無党派層への支持拡大である。これまで支持基盤を築いてきた高齢層や女性層を超え、より広範な有権者へと訴えかける必要がある。「公明党支持層だけでは届かない。だからこそ、“すべての人”の生活に寄り添う政策を」と、村松氏は語る。
“0円子育て”と賃上げで未来を守る
村松氏の政策の柱は、家計に優しい「0円子育て」と、物価高に打ち勝つ「中小企業支援を通じた賃上げ」である。具体的には、妊娠・出産から教育まで、子育てにかかる費用を限りなくゼロに近づける制度設計に取り組む意向だ。給食費や教材費の無償化、保育料の軽減など、既存の制度に加えさらなる支援を重ねる方針を打ち出している。
また、最低賃金1500円の実現を目指し、中小企業への補助や経営支援を強化することで、「5年で現役世代の平均年収を200万円アップさせたい」と訴える。物価高に直面する中、地に足の着いた賃上げ政策は、生活の安心を取り戻す鍵となる。
“買い物弱者”支援で町田全域に足を運ぶ
加えて、町田市内の“買い物不便地域”とされるエリアに向けて移動販売車の支援拡大を提案している。「生活の中で最も身近な“困った”に応えることが、政治の基本です」と村松氏は語る。すでに市内の一部で始まっている移動販売を30カ所以上に拡大することで、高齢者や子育て世帯の負担を軽減し、地域のつながりも強化する狙いだ。
地域密着型の姿勢で支援広げられるか
地元町田で生まれ育ち、留学生支援や民間経営にも携わってきた村松氏は、2018年から町田市議を2期務めた経験を持つ。現場で住民の声に耳を傾け続けてきた姿勢が、今回の都議選でどこまで浸透できるかが勝負の鍵を握る。
「買い物の不便や子育ての悩み、そして賃金の不安。こうした“生活の不公平”を解消するのが政治家の仕事だと思っています」と村松氏は話す。
SNSや地域の声では以下のような反応も見られる。
「“0円子育て”って理想論に聞こえるけど、具体策があれば応援したい」
「町田って交通の便も悪いエリアが多い。移動販売の拡大は本当にありがたい」
「現実的な賃上げを言ってる候補、少ないんだよな。村松さんは期待できそう」
「子育てしやすい町田になってほしい。保育料ゼロにしてくれたら助かる」
「支持政党ないけど、この人の政策は地に足がついてる感じがする」