2024-12-22 コメント投稿する ▼
自民党の小野寺五典政調会長の発言 103万円の壁を178円に引き上げると「手取りが増えてしまう」
自民党の小野寺五典政調会長が発言した「手取りが増えてしまう」という言葉が、12月23日にSNS上で大きな反響を呼び、トレンド入りした。 この発言は、22日のNHKの討論番組で、いわゆる「103万円の壁」をめぐる議論の中でのものだった。 小野寺氏は、非課税枠を178万円に引き上げるという国民民主党の提案に対し、約7兆~8兆円の税収減の可能性を指摘し、その財源を示すべきだと主張。
しかし、特に注目されたのは「手取りが増えてしまう」という表現だった。この発言は、SNSで批判の的となり、「国民が豊かになることを否定するのか」「高所得者だけでなく、全体の手取りを増やす議論が必要では?」といった意見が続出した。一方で、小野寺氏の意図としては、高所得層への恩恵拡大が景気対策として効果を発揮しにくい点を問題視したと解釈する向きもある。国民の生活向上と財政の持続可能性をどう両立させるかが、改めて問われる場面となった。