森山幹事長のお膝元・鹿児島で自民苦戦、選挙の要が崩れる危機

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森山幹事長のお膝元・鹿児島で自民苦戦、選挙の要が崩れる危機

“盤石”だった鹿児島に異変 森山氏が危機感


自民党の「選挙の要」、森山裕幹事長が地元・鹿児島選挙区(改選数1)でまさかの苦戦を強いられている。長年、保守系が独占してきた同選挙区で、野党共闘や新興勢力の台頭が自民の牙城を揺るがしているのだ。

10日、鹿児島市で開かれた自民元職の演説会で森山氏は「本当に厳しい戦いだ。何としても勝ち抜かなければならない」と繰り返し訴えた。危機感の根底には、無所属新人が優勢との情勢調査の結果がある。

森山氏は全国を飛び回りながらも、地元・鹿児島に何度も足を運ぶ異例の対応を取っており、「保守王国・鹿児島」に明らかな変調が起きていることを自ら認めざるを得ない状況にある。

「自民の地元でこの展開はさすがに異常」
「地盤・看板・カバンがあっても勝てない時代」
「鹿児島が変われば、日本政治が変わるかも」
「石破政権に対する地方の不満が噴き出してる」
「保守分裂で勝てるほど甘くないってこと」


“娘の乱”に揺れる保守地盤


今回の混乱の火種は、自民党鹿児島県連が参院選に向けた公募で最終的に選出した元職とは別に、公募から漏れた新人が立憲民主党推薦で出馬したことにある。この新人こそ、自民党の重鎮・尾辻秀久前参院議長の三女。つまり、“保守の中の保守”が、野党から出馬するという異例の構図が現出した。

加えて共産党が候補を取り下げ、立憲と共産による実質的な“野党一本化”も実現。保守票と無党派層の両方に食い込む構えだ。尾辻氏本人は支援を否定しているが、新人の事務所には「為書き(応援ポスター)」が並び、明らかに後方支援をうかがわせる動きが見られる。

いわば「家中の乱」が自民の地盤を揺さぶっており、森山幹事長の求心力にも疑問符が付いているのが現状だ。

参政党の急伸も拍車 “保守票分裂”の現実


保守票の分裂に拍車をかけているのが、参政党の存在だ。石破政権の政策や構造改革に不満を抱える層や、“反グローバリズム”を掲げる参政党が自民の支持基盤に食い込んでおり、森山氏も「データで参政の数字が急激に上がっている」と危機感をあらわにしている。

この構図では、自民支持層が二極化・三極化し、結果として票が割れることで無所属新人が有利になるという構図が浮かび上がる。いくら森山氏が「娘は支援していない」と強調しても、有権者の印象はそう簡単には拭えない。

「参政の伸びがヤバい。保守層が割れてる」
「尾辻さんの娘が立民とか、鹿児島どうなってんの?」
「石破政権に期待したけど、地方軽視が目立つ」
「鹿児島ですら勝てないなら、自民は本当に終わるかも」


“選挙に弱い幹事長”の烙印も


森山氏は石破政権において、党運営・国会運営の司令塔として機能してきた。石破首相からも「幹事長で自民は持っている」と厚い信頼を寄せられる存在だが、仮に自身の地元で敗北すれば、「選挙に弱い幹事長」のレッテルを貼られるのは避けられない。

しかも、ここ鹿児島選挙区は24年間にわたり自民が負けたことのない“鉄板地盤”。それを落とせば、政権への打撃は計り知れない。石破内閣の“政権基盤の緩み”と見なされる可能性もあり、選挙後の党内力学に影響を与えることも考えられる。

森山氏は「自分の選挙区で責任を果たさなければならない」と記者団に語ったが、もはや危機感だけでは現実を覆せない状況にある。県連関係者も「差を縮める要素がまだ見つからない」と沈痛な表情を見せており、これまでの選挙とは明らかに空気が異なる。

“選挙は地元に始まり地元に終わる”


全国を飛び回り選挙を指揮するはずの幹事長が、地元から離れられないという異常事態。それは、“地元が勝てなければ、全国も勝てない”という現実を突きつけている。

石破政権の屋台骨とも言える森山幹事長が、鹿児島で敗れた場合、政権の求心力低下は必至だ。参院選の行方とともに、石破内閣の安定性が問われる選挙戦となっている。

「選挙は“地元がすべて”ってことを痛感する展開」
「森山さんが鹿児島に張り付きって、笑えない状況」
「鹿児島が日本の政治を動かすかもしれん」
「保守王国の崩壊が始まってる」

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2025-07-11 17:45:56(植村)

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