2025-02-15 コメント投稿する ▼
森山幹事長、予算案修正へ『筋の通る内容なら修正』と表明
自民党・森山幹事長、「予算案修正の方針」
自民党の森山裕幹事長は2月15日、福島市で行われた講演の中で、2025年度の予算案に関して「各会派の意見をしっかりと聞き、筋の通る修正を行い、できるだけ多くの会派の理解を得て、年度内に成立させる必要がある」と強調しました。
森山幹事長は、予算案の修正について「いろいろな修正案が出ているが、筋の通る内容であれば、各会派の意見を反映させて修正する準備がある」と語り、来週の決定が重要な時期を迎えることを示唆しました。さらに、修正内容に関しては「国民に理解される形で最終的に決着をつけなければならない」と述べました。
予算案の成立には、与党内外での調整が欠かせません。自民党は少数与党の立場であり、予算案の早期成立に向けて野党の理解を得るための努力を続けています。例えば、1月には自民党と公明党が予算案の年度内成立を確認し、また12月には自民・公明・国民民主の3党が「103万円の壁」の引き上げやガソリン税の廃止について合意しています。
ただし、予算案の修正においては税源確保が大きな課題となっています。税収をどう確保するか、新たな税制をどう導入するかが焦点になりそうです。とはいえ、税収を増やすだけでなく、無駄な支出の削減や予算の効率的な配分も必要です。このバランスを取ることが、予算案成立のカギを握るでしょう。