2025-08-10 コメント投稿する ▼
神戸市の公園遊歩道が突然陥没 男性転落し両足負傷 原因は調査中
神戸市の公園遊歩道で突然の陥没 散歩中の男性が転落し両足けが
10日午前、神戸市内の公園にある遊歩道で、散歩をしていた40代男性が突然の地面陥没に巻き込まれ、両足にけがを負った。警察によると、男性の妻から「夫が穴に足を突っ込んでけがをした」と通報があり、救急搬送されたという。
現場は市が整備した遊歩道で、陥没した穴は直径約30センチ、深さ約1.5メートル。舗装は砂利を固めたもので、人為的に掘られた形跡はなく、市は原因調査を開始した。
「散歩道でこんな危険があるとは思わなかった」
「30センチの穴でも深さ1.5メートルは怖い」
「公園は安全な場所であってほしい」
「原因を早く解明してほしい」
「こういう事故がまた起きないようにしてほしい」
事故の状況と被害
男性は普段から利用している遊歩道を歩いていたところ、足元が突然崩れ、そのまま落下。バランスを失って転倒し、両足を負傷した。警察によると命に別状はないが、日常利用の場での事故だけに、地域住民に衝撃が走っている。
現場周辺は普段から散歩やジョギングをする市民が多く、休日には親子連れも訪れる場所。事故直後、市は周辺を立ち入り禁止にし、安全確保を行った。
陥没の原因を調査
神戸市によると、遊歩道は砂利を固めて舗装しており、工事から数年が経過している。陥没は地中の空洞化や地盤の緩みが原因の可能性もあるが、現時点では特定されていない。雨水や地下水の流れが土を侵食したケースや、老朽化した埋設物の破損なども調査対象となっている。
市は原因究明と再発防止のため、専門業者を入れて地中調査を行う予定だ。
地域の不安と対策
公園は市民の憩いの場であり、今回のような突然の陥没は安全神話を揺るがす事態だ。過去にも全国で、道路や歩道の地下に空洞が生じ、陥没事故が発生した例はある。特に老朽化した都市インフラや、雨水による地盤侵食が背景となるケースが多い。
神戸市は「原因が判明し次第、補修と安全対策を徹底する」としており、地盤の点検頻度の見直しや危険箇所の早期発見体制の強化が課題となりそうだ。