2025-09-16 コメント投稿する ▼
福岡県が高校生をタイ・バンコクに派遣 テーマは「アントレプレナーシップ」で国際交流
福岡県と公益財団法人福岡県国際交流センターは、タイ・バンコク都の高校生との相互派遣事業を実施する。 今回の交流事業では「アントレプレナーシップ」をテーマに据える。 さらに翌年の3月21日から26日には「国内プログラム」が行われ、今度は福岡にバンコクの高校生を迎え入れ、学びを発展させる。
福岡県、高校生の国際派遣事業を実施 バンコク都との交流テーマは「アントレプレナーシップ」
福岡県と公益財団法人福岡県国際交流センターは、タイ・バンコク都の高校生との相互派遣事業を実施する。対象は福岡県内に在住、もしくは県内の学校に在籍する18歳以下の高校生で、募集人数は15名。国際感覚や英語でのコミュニケーション能力を養いながら、アントレプレナーシップ(起業家精神)を学び合うことを目的としている。
アントレプレナーシップを学ぶ国際交流
今回の交流事業では「アントレプレナーシップ」をテーマに据える。参加者は専門家による講義や現地でのフィールドワーク、さらには英語によるグループワークに取り組む。最終的には、両地域の社会課題を解決するためのビジネスプランをチームで考案し、発表する。
単なる語学研修ではなく、課題解決型の国際プログラムであることが特徴だ。国際的な視点を持つ高校生を育成し、地域社会に還元する狙いもある。
「英語で議論してビジネスプランを作るなんて貴重な経験」
「高校生のうちから国際的な課題解決に挑むのはすごい」
「アントレプレナーシップを学ぶ場が広がるのは時代に合っている」
「費用が10万円はハードルだけど、価値は十分ありそう」
「地域と世界を結ぶ高校生に期待したい」
SNSではこのような反応が寄せられており、期待と関心の高さがうかがえる。
プログラムの詳細と日程
交流事業は大きく三つの段階で構成される。まず「事前研修」が国内で行われ、参加者は基礎知識を身につける。日程は11月15日、29日、12月6日の3回。
その後、12月21日から27日にかけて「海外プログラム」としてバンコク都を訪問。現地の高校生との共同活動を通じてビジネスプランを構築する。さらに翌年の3月21日から26日には「国内プログラム」が行われ、今度は福岡にバンコクの高校生を迎え入れ、学びを発展させる。
参加費用は10万円で、パスポート取得費や渡航に伴う追加費用は自己負担となる。
福岡県が委託する国際交流プロジェクト
この事業は福岡県が福岡県国際交流センターに委託して実施される。県としては、将来の国際社会で活躍する人材を育成する狙いがあり、単発的な体験にとどまらず、長期的な学びや地域への還元を視野に入れている。
グローバル人材の育成は、多くの自治体が抱える課題でもある。その中で、ビジネス視点を取り入れた「アントレプレナーシップ」教育を軸に据えることは、福岡県ならではの特色といえる。
福岡発「アントレプレナー教育」 国際舞台で学ぶ高校生の挑戦
今回の取り組みは、地域と世界をつなぐ高校生を育成する第一歩となる。英語力だけでなく課題解決力や発想力を磨く機会として、多くの注目を集めそうだ。福岡から生まれる次世代の若き起業家精神が、国際交流を通じてどのように成長するのか期待される。