2026-02-15 コメント投稿する ▼
山梨県職員を収賄容疑で逮捕、砂防工事で便宜図り25万円接待受けた疑い
山梨県中北建設事務所の副主査である山田晋容疑者が2026年2月15日に収賄容疑で逮捕され、贈賄側として長野市の建設コンサルタント会社役員の岩崎憲太郎容疑者も逮捕されました。2022年4月から2024年3月にかけて、砂防工事の情報提供などの便宜を図った見返りに、甲府市内の飲食店で20回にわたり約25万円相当の接待を受けた疑いです。両容疑者とも容疑を認めています。 山梨県富士・東部建設事務所に勤務していた当時の事件で、工事発注時期を教えたり設計業者を紹介したりするなどの便宜を図っていたとされます。長崎幸太郎知事は「県民に多大なご不安、ご不信を招く事態で大変遺憾」とコメントしています。
2022年から2年間で20回、25万円超の接待
山梨県警捜査2課によりますと、山田容疑者は県富士・東部建設事務所の河川砂防管理課に勤務していた2022年4月から2024年3月までの間、自身が担当する砂防工事などについて岩崎容疑者が施工業者に対する営業活動を有利に進めるため、工事の発注時期を教えたり、面識のない工事の設計業者に紹介したりするなどの便宜を図った疑いが持たれています。
その見返りとして、山田容疑者は岩崎容疑者から甲府市内の飲食店などで20回にわたり計25万8117円相当の飲食接待を受けたとされています。具体的には2022年12月から2024年3月にかけて、居酒屋やスナックなどで接待を受けていました。
山田容疑者は県が発注する工事を監督する業務を担当していました。一方、岩崎容疑者は建設資材の販売や、下請け業者のあっせんをしていたということです。
「たった25万円で人生棒に振るとか信じられない」
「公務員の収賄は厳しく処罰すべき。税金使った工事だぞ」
「業者側も逮捕されて当然。癒着の構造を徹底的に調べるべき」
「1回あたり1万円ちょっとの接待か。感覚が麻痺してたんだろうな」
「こういう事件が氷山の一角じゃないか心配」
両容疑者とも容疑を認める
山梨県警の取り調べに対し、山田容疑者は「間違いありません。弁解することはありません」と容疑を認めています。岩崎容疑者も「接待したことは間違いありません」と話し、いずれも容疑を認めているということです。
2月15日午前8時30分過ぎ、段ボールを持った捜査員が中北建設事務所に入り、家宅捜索が行われました。山梨県警は、両容疑者の関係性や共犯者の有無、余罪についても詳しく調べを進めています。
長崎知事が遺憾のコメント
県職員の逮捕を受けて、長崎幸太郎知事はコメントを発表しました。「県民のみなさまに多大なご不安、ご不信を招く事態を生じさせたことについて、大変遺憾に感じております」と述べ、捜査に全面的に協力する姿勢を示しています。
公務員の収賄罪は、刑法第197条で「公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、5年以下の懲役に処する」と規定されています。今回の事件では、職務に関連して便宜を図った見返りに賄賂を受け取ったとされており、収賄罪が成立する可能性が高いとみられます。
有罪となった場合、山田容疑者は懲戒免職処分を受ける可能性が高く、退職金の支給も受けられなくなる見込みです。また、公務員としての信用を失墜させた責任は重く、刑事罰だけでなく社会的な制裁も厳しいものになると予想されます。
公共工事をめぐる贈収賄事件は、税金で賄われる事業の公正性を損なう重大な犯罪です。今回の事件では、工事の発注時期という機密情報が業者側に漏れていたことが明らかになっており、公正な競争環境が阻害されていた可能性があります。
山梨県警は、今回の事件が組織的な癒着構造の一部である可能性も視野に入れて捜査を進めています。建設業界と行政の健全な関係を保つためにも、徹底した真相解明が求められています。