2025-01-23 コメント投稿する ▼
都議会自民党の政治資金不記載問題と三宅茂樹氏の関与
政治資金パーティーの概要と不記載の経緯
会派は2019年12月と2022年5月に政治資金パーティーを開催し、パーティー券は1枚2万円で販売されました。都議には50枚、計100万円の販売ノルマが課されていましたが、ノルマを超えた売上については全額の納入が求められず、都議側でのプールが事実上容認されていたとされています。
不記載額と幹事長経験者の処遇
不記載額は1人あたり16万円から332万円に上り、総額は約2900万円に達しました。最も多かったのは三宅正彦都議(332万円)で、三宅茂樹都議は251万円の不記載が指摘されています。また、幹事長経験者6人については、次期都議選での公認が見送られることとなりました。
東京地検特捜部の対応
東京地検特捜部は、会派の収支報告書にパーティー券売上など約3500万円の収入を記載しなかったとして、会計担当職員を政治資金規正法違反で略式起訴しました。一方、都議側の起訴は見送られました。これは、それぞれの不記載額が立件の目安である3000万円未満であったことが影響しているとみられます。
三宅茂樹氏の経歴と影響
三宅茂樹氏は、東京都議会議員として7期にわたり活動してきました。今回の不記載問題で251万円の不記載が指摘されており、都議会自民党の信頼性に影響を及ぼす可能性があります。なお、幹事長経験者ではないため、次期都議選での公認見送りの対象には含まれていません。