柏崎刈羽原発6号機再稼働延期 30年前の設定ミス88カ所発覚で東電の安全管理に疑問の声

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公約柏崎刈羽原発6号機再稼働延期 30年前の設定ミス88カ所発覚で東電の安全管理に疑問の声

東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機氏で2026年1月17日に制御棒の不具合が発生し、20日に予定していた原子炉の起動が延期されることになりました。 14年ぶりの再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機は、20日の原子炉起動に向けて制御棒の引き抜き試験を実施していました。 今回の制御棒の不具合についても、2025年7月に制御棒駆動機構の不具合が発生していましたが、原因はいまだ徹底究明されていません。

東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機氏で2026年1月17日に制御棒の不具合が発生し、20日に予定していた原子炉の起動が延期されることになりました。30年前の建設時から続く設定ミスが今になって発覚したこの問題は、東電の安全管理体制への疑問を再び浮き彫りにしています。

30年間放置された設定ミス


14年ぶりの再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機は、20日の原子炉起動に向けて制御棒の引き抜き試験を実施していました。しかし17日午前11時半頃、制御棒1本を引き抜いた状態でペアになっている制御棒以外のものを引き抜こうとしたところ、本来鳴るはずの警報が鳴らないことが判明しました。

この不具合の原因について、東京電力柏崎刈羽原発の菊川浩ユニット所長氏は会見で驚くべき事実を明かしました。「1996年の6号機運転開始前にメーカーにより誤って入力されたもので、今回偶然見つかった」というのです。つまり、30年間にわたって誰も気づかないまま放置されていた設定ミスだったのです。

東電は19日の会見で、同様の設定ミスが88カ所判明していると公表しました。6号機にある205本の制御棒すべての約4万通りの設定を確認するには数日かかるとし、20日の再稼働は延期されることになりました。

「30年も気づかないなんて、一体何を点検してきたのか」
「偶然見つかったって、偶然じゃなかったら事故になってたかもしれない」
「これで安全だと言われても信用できない」
「14年も止まってたのに、なぜ今まで発見できなかったのか」
「東電の管理能力に根本的な問題がある」


繰り返される東電のトラブル


柏崎刈羽原発は過去にも数々のトラブルを起こしてきました。2002年には13基の原発でひび割れや故障を長年にわたり意図的に隠蔽していた「東電トラブル隠し事件」が発覚しました。2007年には新潟県中越沖地震で想定を超える揺れに見舞われ、全機が緊急停止しました。

2021年にはテロ対策に関わる侵入検知装置が長期間機能喪失していたことが発覚し、原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けました。さらに同年、安全対策工事で約70件が完了していないことが判明しました。

今回の制御棒の不具合についても、2025年7月に制御棒駆動機構の不具合が発生していましたが、原因はいまだ徹底究明されていません。そうした状況下で、再稼働を強行しようとしていたのです。

県民の6割は再稼働に否定的


新潟県が2025年11月に実施した「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民意識調査」では、「再稼働の条件は現状で整っている」という設問に対し、6割が「どちらかと言えばそう思わない」(29%)、「そうは思わない」(31%)と回答していました。

こうした県民の不安を反映するように、新潟県は監視体制を強化しています。現在、原発10km圏内にある11のモニタリングポストで放射線の変化を常時監視していますが、新たに可搬型のモニタリングポストを2か所追加で設置し、営業運転開始までのモニタリングを強化する方針です。

新潟県放射線監視センターの棚橋成一所長氏は「十数年ぶりの再稼働になるので、もう少し近い地点での放射線も測定しようということで、追加で2か所、可搬型モニタリングポストにより放射線量を測ることにした」と説明しました。さらに、原子炉の出力上昇時などには車載型の放射線測定器を用いた走行モニタリングも行う予定です。

「安心」より「安全」が先


棚橋所長氏は「追加して監視をすることで県民の皆さんの安心につながればと思っている」と述べましたが、監視を強化するだけで県民の不安は解消されるのでしょうか。

問題の本質は、30年間も誰も気づかなかった設定ミスが、たまたま今回の試験で偶然発見されたという点にあります。もし今回の試験で発見されなければ、そのまま再稼働していた可能性が高いのです。制御棒は原子炉の出力を調整する最重要安全装置です。2本以上の制御棒が抜けると、核分裂反応が連続する「臨界」が予期せず始まり、原子炉温度が想定以上に上昇するリスクがあります。

東電は「2月26日に予定している営業運転の開始には大きな影響はない」との認識を示していますが、日程ありきの姿勢こそが問題です。菊川所長氏は「まずは、それ(確認作業)が終わらないと次のステップにいけないと考えている。いつ、というところは判断しかねる」と述べましたが、今回のように不具合が生じた場合には、日程を優先するのではなく、徹底的な原因究明と再発防止策の確立が最優先されるべきです。

「県民の安心につながれば」という言葉の前に、まず「県民の安全が確保されている」ことを証明しなければなりません。30年間見過ごされてきた設定ミスが、東電の安全管理体制の根本的な欠陥を示している以上、再稼働を急ぐべきではありません。

この投稿は花角英世の公約「原発は県民の安全最優先で、3つの検証をしっかり進めます。」に関連する活動情報です。この公約は17点の得点で、公約偏差値39.7達成率は2%と評価されています。

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2026-01-20 11:04:01(キッシー)

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