2025-10-12 コメント投稿する ▼
矢倉かつお氏、公明党への「媚中派」批判に反論 「中道は中国ではない。対話こそ外交」
この発言は、公明党の理念的基盤を守る姿勢を明確に示したものであり、党員としての矢倉氏の政治信条が強くにじむ内容となっています。 矢倉氏の一連の投稿は、公明党の外交姿勢を「媚び」ではなく「対話による現実的平和主義」と位置づけるもので、SNS上のレッテル論争に冷静な一線を引く形になっています。
矢倉かつお氏、公明党への「媚中派」批判に猛反論 「中道は中国ではない。対話こそ外交」
公明党参議院議員の矢倉かつお氏が、自身の公式X(旧Twitter)で公明党に向けられた「媚中派」批判や差別的発言に対し、強い口調で反論しました。矢倉氏は「中道とは『中国』のことではない」「無責任なレッテル貼りは愚かで卑怯」と述べ、SNS上での誹謗中傷に断固とした姿勢を示しました。
「中道とは中国ではない」誤解への反論
矢倉氏は「公明党の中道の精神を小馬鹿にしたような意見は許せない」と語り、「中道とは『道に中(あた)る』の意味であり、人々のための解を求める政治姿勢だ」と明確に説明しました。さらに、「公明党の『中道』を『中国寄り』と揶揄する人々は、基本を知らずに妄想で語っている」と痛烈に批判しました。
「中道とは、現場主義であり、目の前の人のために何ができるか、悩みきる政治姿勢です」
「中道とは、人々のための解を求め続ける智慧のダイナミズムです」
「浅はかな意見を匿名で発するのは愚かで卑怯です」
「誹謗中傷をしたいのなら堂々と氏名を名乗って言いなさい」
「SNSの影に隠れて吐き出すだけの発言は、軽蔑にも値しません」
この発言は、公明党の理念的基盤を守る姿勢を明確に示したものであり、党員としての矢倉氏の政治信条が強くにじむ内容となっています。
「媚中派」というレッテルへの具体的反論
矢倉氏は続けて、「『媚中派』などという言葉自体、意味がわからない」とした上で、公明党が中国に対しても明確に意見してきた事例を挙げました。
自身が国土交通省に対して「外国人による投資目的の不動産爆買いの規制」を要請したことや、スパイ防止法の必要性を認めたこと、中国のレアアース輸出規制問題で提訴に関わったことを説明。「中国に強く言うべき時には言っている」と強調しました。
「公明党議員に中国に媚びている人などいません」
「中国と対話しているからこそ、強く言うべきことが言える」
「対話を拒否することが外交だと思っているなら、それは危険な発想です」
「国交断絶すれば、不測の事態が起これば即戦争ですよ」
「それを避けるために対話を続けるのです」
この発言は、「対話を続けることが国益に資する」という公明党の外交理念を端的に表しています。
外交批判の「短絡さ」への警鐘
矢倉氏はまた、SNS上で拡散される「公明党と中国の会談映像」などを根拠に「媚中派」と決めつける風潮を問題視しました。外交の現場を知らないまま映像の印象だけで批判する人々を「思考が短絡的」と断じました。
「外交の場では和やかに映る瞬間もあるが、それだけで媚中とは言えない」
「外交でレッテル貼りする人ほど、実際には何もしていない」
「内向きに強い言葉を言うだけで、言うべき相手には何も言っていない」
「それは外交ではないです」
「国際関係を理解せずに声を上げる人こそ危うい」
矢倉氏の一連の投稿は、公明党の外交姿勢を「媚び」ではなく「対話による現実的平和主義」と位置づけるもので、SNS上のレッテル論争に冷静な一線を引く形になっています。
矢倉かつお氏は、公明党に対する「媚中派」批判に対し、「中道の本質を理解せずに語るのは愚か」と強く反論しました。さらに「中国と対話することこそが外交であり、平和を維持する現実的手段」と訴えました。SNS時代の政治批判に対して、責任ある言論を求めるメッセージとして注目を集めています。