石垣市議会、外国人学校の授業料無償化見直しを可決

石垣市議会議員の高良宗矩氏は、3月17日に自身のSNSアカウントで、外国人学校に対する授業料無償化の見直しを求める投稿を行いました。同氏は、石垣市議会でこの件が可決されたことを報告し、「高校授業料無償化において、日本人の子どもが海外の私立学校に通う際は支援がなく、外国籍の子どもが日本で公費負担となる状況は公平性を欠く」と指摘。その上で、「教育は国家百年の計」と述べ、日本人の子どもへの支援拡充を要望しています。

日本では、2010年に高校無償化政策が導入され、国内の公私立高校に通う生徒への授業料が無償化されました。しかし、海外の私立学校に通う日本人の子どもや、外国籍の子どもが日本で公立学校に通う場合の支援については、地域によって対応が異なっていました。

今回の石垣市議会での可決により、外国人学校への授業料無償化の見直しが進められることとなりました。これにより、石垣市内での教育環境の公平性が向上し、今後他地域への波及効果も期待されます。