2025-05-27 コメント投稿する ▼
伊勢エビ専門の高級レストランが神奈川県庁に誕生 横浜港を望む絶景と共に味わう美食体験
伊勢エビの名店が横浜に進出 神奈川県庁に高級レストラン誕生
神奈川県庁東庁舎12階に、高級伊勢エビ料理を堪能できるレストラン「横浜中納言 日本大通り」が開業した。運営するのは、伊勢エビ専門店として関西圏を中心に展開する「中納言」(本社:兵庫県西宮市)で、県庁舎内にありながら、赤レンガ倉庫や横浜港、さらには天気の良い日には富士山や東京スカイツリーまで望める絶景が魅力となっている。
絶景と料理の競演で話題 「まいう~」も飛び出す試食会
5月12日に開かれた開業イベントには、神奈川県の黒岩祐治知事と「かながわ観光親善大使」を務めるタレントの石塚英彦さんが登場。石塚さんは、甘みとコクが凝縮された伊勢エビ料理を口にし、「まいう〜!」と満面の笑みで絶賛した。黒岩知事も「この景色と味が揃えば、もう言うことなし」と、満足気な表情を見せた。
レストランの看板メニューは、伊勢エビを主役に据えたフルコースで、1人あたりの平均予算は1万5000円ほど。記念日や接待など、特別なシーンにふさわしいラグジュアリーな体験が提供されている。
開業までの道のりは平坦ではなかった
同庁舎のレストランスペースは、かつてから飲食事業者の公募が行われてきたが、新型コロナウイルスの影響や立地条件の特殊性から応募が集まらず、4度目の募集でようやく契約に至った。県は賃料の引き下げや契約条件の柔軟化を図り、2023年に中納言を選定。年額約1062万円で15年契約を結んだとされる。
横浜の新たな観光拠点として期待
「横浜中納言 日本大通り」は、午前11時から午後10時まで営業し、全98席を構える。個室も用意されており、プライベートな利用にも対応可能だ。食事をしながら横浜港やみなとみらいの夜景を楽しめる贅沢な空間は、観光地としての価値も高く、県庁を訪れるビジネス客や観光客にとって、新たなスポットとして注目されそうだ。
ネット上の反応も上々
SNSではこのレストラン開業に関して、さまざまなコメントが寄せられている。
「県庁に高級レストランができるなんて!観光でも行ってみたい」
「石塚さんが“まいう〜”言うなら、絶対うまいでしょ」
「1万5000円のランチは高いけど、記念日に行きたい」
「県庁で伊勢エビコースが食べられるってギャップがいい」
「景色だけでも楽しめそう。横浜デートの定番になりそう」
横浜のランドマークを一望できるロケーションに、伊勢エビの美食体験が加わったことで、観光地としての価値はさらに高まりそうだ。行政施設の一角に新たなにぎわいをもたらすこの試みは、地域経済の活性化にもつながる可能性を秘めている。