2025-11-07 コメント投稿する ▼
神奈川県警交番で不適切行為、男女警察官を減給処分 当直中の性行為で信頼失墜
神奈川県警監察官室は2025年11月7日、秦野署地域課の40代男性巡査部長と20代女性巡査を、職場内での不適切な交際により減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表しました。 問題となった不適切な行為は、当直勤務中の深夜時間帯に交番内の休憩室で行われたとされています。
事件の詳細と発覚の経緯
神奈川県警によると、2人は2024年9月から共に当直勤務を開始していました。40代の男性巡査部長は既婚者、20代の女性巡査は独身でした。問題となった不適切な行為は、当直勤務中の深夜時間帯に交番内の休憩室で行われたとされています。
発覚のきっかけとなったのは、秦野署内で職員向けに設置されている「目安箱」への匿名投書でした。投書には「2人が不倫をしている」という内容が書かれており、これを受けて署が調査を開始し、事実が明らかになりました。
処分を受けた2人のコメントでは、巡査部長は「ばかなことをしたと後悔している」と反省の意を示しています。一方、女性巡査は「親身になって指導してくれて気になった」と心境を語ったとされています。向井洋監察官室長は「職員への指導を徹底する」とコメントを発表しました。
「警察官が交番で何してるんだ、税金泥棒だ」
「職務中に性行為なんてありえない、処分が軽すぎる」
「また神奈川県警か、不祥事が多すぎてうんざり」
「上司と部下の関係で、これってパワハラじゃないの?」
「減給だけで済む問題なのか疑問、民間なら即クビでしょ」
警察官の懲戒処分の現状と問題
警察官の懲戒処分に関する全国統計では、処分理由で最も多いのが「異性関係」となっています。警察庁の最新データによると、懲戒処分を受けた警察官239人のうち、処分理由で最も多かったのは「異性関係」で78人でした。次いで「窃盗・詐欺・横領等」が52人、「交通事故・違反」が38人となっており、職場での男女関係のトラブルが警察内部で深刻な問題となっていることが浮き彫りになっています。
特に交番での不適切行為は全国で相次いでおり、2024年4月には兵庫県警で既婚者同士の警察官が勤務中に交番で性行為を行い減給処分を受けた事例や、2022年には長野県警で44歳男性巡査部長と22歳女性巡査が交番内で性的行為を行い戒告処分となった事例があります。
警察専門誌の分析によると、「男女バディ体制から不倫関係に発展しやすい」という構造的問題が指摘されています。警察官という職業の特性上、24時間体制の勤務で長時間同じ相手と行動を共にすることが多く、上司と部下という関係性の中で不適切な関係に発展するリスクが高いとされています。
神奈川県警の信頼回復への課題
神奈川県警は過去から「不祥事のデパート」という不名誉な呼び方をされることがあり、組織としての信頼回復が長年の課題となっています。1999年の覚醒剤使用警官隠蔽事件では警察本部長が有罪となるなど、組織ぐるみの不祥事が問題となりました。
神奈川県警察の不祥事については、組織的な隠蔽体質が指摘されており、不祥事発生時に組織防衛を優先し、事実の公表や徹底的な検証を避ける傾向があると専門家から批判されています。当時の内部マニュアルには「不祥事は安易に公表してはならない」といった記述があったと報じられ、組織としての情報公開や説明責任の意識が著しく低い体質が露呈しています。
ただし、警察庁集計による各都道府県警察の懲戒処分数においては、2024年は警視庁及び兵庫県警が20人で最多となっており、神奈川県警が必ずしも統計上で最多というわけではありません。しかし、過去の重大事件や組織的問題により、メディアや世論の注目を集めやすい状況が続いています。
職場環境改善と再発防止策
今回の事案は、警察という公的機関における職場環境の問題を改めて浮き彫りにしました。職場での性行為は一般企業でも重大な懲戒事由となりますが、特に警察官の場合は国民の税金で運営される公的機関の職員として、より高い倫理観が求められます。
警察組織では、職場における適切な男女関係の維持について継続的な指導が必要とされています。特に上司と部下の関係では、指導という名目で個人的な関係が発展するリスクがあり、組織として明確なガイドラインの策定と徹底が重要です。
警察庁の懲戒処分の指針では、職務怠慢や職場秩序を乱す行為に対して減給または戒告の処分が定められていますが、今回のケースでは職務時間中の不適切行為という悪質性を考慮し、より厳格な対応が求められるという声もあります。
今回の処分を機に、神奈川県警には職場環境の改善と職員教育の強化が求められています。国民の安全を守るという重要な使命を担う警察組織として、職員一人ひとりが高い倫理観を持って職務に当たることが不可欠です。組織全体での意識改革と再発防止に向けた取り組みが、失われた信頼回復への第一歩となるでしょう。