2025-09-02 コメント投稿する ▼
神奈川の中学校教員、女児盗撮動画を共有か 教育現場の信頼揺らぐ不祥事
神奈川の公立中教員が女児盗撮、動画共有か
神奈川県葉山町立中学校の教員、石川勝也容疑者(28)が、女子児童の下着を盗撮し、その動画や画像を交流サイトのグループチャットで共有していたとして逮捕・送検された。捜査本部によれば、石川容疑者は少なくとも女児2人を対象に、スカート内を撮影した動画2点と画像1点を流していた疑いがあるという。
事件は愛知県警熱田署捜査本部が担当しており、石川容疑者の自宅や勤務校からはスマートフォンやUSBメモリーなどが押収された。今後、他にも被害児童がいないか徹底的に調べる方針だ。
「教員による犯行は子どもと親の信頼を壊す」
「また教育現場から逮捕者…恐ろしい」
「子どもを預ける側としては不安しかない」
「厳罰にして再発を防いでほしい」
「教育委員会は責任を取るべきだ」
容疑者の手口と動機
石川容疑者は昨年9月ごろ、県内の施設で女児の下着を盗撮し、その後10月から12月にかけても別の女児を狙って同様の犯行を行ったとされる。捜査に対しては「性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めている。
グループチャット内で盗撮動画を共有するという悪質な行為は、単独犯行にとどまらず仲間内での組織的な情報交換につながっていた可能性もあり、教育現場の倫理観や監督体制が強く問われている。
教育現場で相次ぐ不祥事
今回の事件は、愛知県警が捜査を進める一連の盗撮共有事件の一環である。既に名古屋市立小学校の主幹教諭、森山勇二被告(42)や横浜市立小学校の教諭、小瀬村史也被告(37)ら3人が性的姿態撮影処罰法違反などで起訴されている。教育現場から複数の現職教員が関与していることが明らかとなり、全国的に波紋を広げている。
教育委員会や学校側には、再発防止策と同時に、子どもたちが安心して通える環境を整える責任がある。倫理教育や職員のチェック体制の見直しを求める声も強まっている。
再発防止に向けた責任と課題
今回の事件は、教育現場に対する国民の信頼を大きく揺るがせた。児童生徒を守るべき立場にある教員が加害者となる構図は社会的衝撃が大きく、制度的な再発防止策が急務である。
石破茂政権としても、教育現場における不祥事対策を強化し、再発防止のための仕組みを明確に打ち出すことが求められる。特に児童の人権を守る観点から、法的な厳罰化と同時に、教育機関のガバナンス改革が不可欠となるだろう。