2025-10-03 コメント投稿する ▼
東国原英夫氏が小泉進次郎農林水産大臣に「今回は落選を」 自民党総裁選で問われる経験と安定
東国原氏は、まず経験を積んでから再挑戦した方が、本人にも党にも有益だと述べました。 東国原氏は、党内三役や官房長官などを経験しないまま首相に就けば、若さゆえに実権を握りにくく「傀儡政権」になる危険があると指摘しました。 東国原氏は、師匠であるビートたけし氏から「若いうちに急に売れるとその後が大変になる」と助言された経験を紹介しました。 焦らず経験を積む時間が大切だと述べました。
東国原英夫氏が小泉進次郎農林水産大臣に「今回は落選を」と提言
元衆議院議員で元宮崎県知事の東国原英夫氏(68)は、2025年10月3日に配信した自身の動画で、自由民主党(自民党)総裁選に立候補した農林水産大臣の小泉進次郎氏(44)について「今回は落選された方がいい」と語りました。東国原氏は、まず経験を積んでから再挑戦した方が、本人にも党にも有益だと述べました。
経験不足と短命政権の懸念
東国原氏は、党内三役や官房長官などを経験しないまま首相に就けば、若さゆえに実権を握りにくく「傀儡政権」になる危険があると指摘しました。短期間で政権がつまずけば、自民党の立て直しがさらに遅れる可能性も語りました。
「今回は一度見送ってもいいと思う」
「一回負けてからの方が人として強くなる」
「生活が厳しい。減税を最初に示してほしい」
「派手さよりも実務。私はそこを期待する」
「外交は人気より国益。説明が必要だと思う」
師匠の言葉と政治への教訓
東国原氏は、師匠であるビートたけし氏から「若いうちに急に売れるとその後が大変になる」と助言された経験を紹介しました。芸能と政治は違うとしつつも、早すぎる成功はその後の活動を難しくするという点で共通すると強調しました。焦らず経験を積む時間が大切だと述べました。
総裁選の意味と課題
今回の総裁選は、若さと刷新を選ぶのか、経験と安定を取るのかという分岐点です。誰が新総裁になっても、初動の人事と政策で自立性を示すことが不可欠です。
国民の暮らしを考えると、給付の一時性よりも減税の優先が必要です。企業・団体献金の影響を放置すれば、国民不在の政治になる恐れがあります。外交でも、人気取りのポピュリズム外交ではなく、国益と費用対効果を説明する姿勢が求められます。
インボイス制度の廃止や、移民・難民政策の法整備も次期政権の課題です。法を守る仕組みを整えなければ社会の混乱を招くおそれがあります。
展望:準備の時間の価値
小泉氏が当選すれば、刷新の象徴として期待を集めますが、安定性と説明責任が試されます。敗れても要職で経験を積めば、次の挑戦でより強い立場を得られます。
結局のところ、国民が重視するのは「誰がなるか」ではなく「何を優先し、どう説明するか」です。減税、透明な政治資金、現実的な外交と安全保障が、政権の評価基準になります。