2026-03-16 コメント投稿する ▼
広田一議員の質問中にヤジ飛び交う、国会審議を妨害する蛮行
広田議員は法の支配と日本の国益の関係について高市早苗総理大臣に質問し、重要な論点を追及していましたが、ヤジによって議論の流れが妨げられる事態となりました。 広田議員は「総理、法の支配をこれからも守っていく、これは日本の国益なんでしょうか」と質問しました。
広田一議員の追及中にヤジ飛び交う、国会審議を妨害する蛮行に批判
2026年3月16日の参議院予算委員会で、立憲民主党の広田一議員がイラン情勢と日本の国益について質問する中、議場内でヤジが飛び交い、審議が一時混乱する場面がありました。広田議員は法の支配と日本の国益の関係について高市早苗総理大臣に質問し、重要な論点を追及していましたが、ヤジによって議論の流れが妨げられる事態となりました。
広田議員は「総理、法の支配をこれからも守っていく、これは日本の国益なんでしょうか」と質問しました。これに対し高市総理は「高市内閣の外交の柱はFOIP、つまり自由で開かれたインド太平洋でございます。これは自由・民主主義・法の支配を柱として、できるだけ同志国を広げていく取り組みでございます」と回答しました。
広田議員は「つまり法の支配をこれからも守っていくことは日本の国益だということですね」と確認し、高市総理は「共通の価値観を持つ仲間を増やしていくということが、ひいてはインド太平洋地域の安定にもつながり、平和にもつながっていく。まさに我が国の国益だと考えております」と答えました。
「ヤジで質問を妨害するなんて民主主義の破壊だ」
「広田議員の質問は的確だった。ヤジは許されない」
「国会議員がヤジを飛ばすなんて恥ずかしい」
「片道方式なのに時間の無駄とか言うのは無知すぎる」
「真面目に質問してる議員を邪魔するな」
ヤジによって質問が妨害される異常事態
広田議員がさらに「国益ということであれば、今回のこの米国の武力行使についても法的な評価をしなければいけないのではないでしょうか」と質問すると、議場内に「そうだ」という同調の声が響きました。ここで藤川政人委員長は高市総理ではなく茂木敏充外務大臣を指名しました。すると議場では女性議員の声で「いや、違うでしょ、総理でしょ」というヤジが飛びました。
議場がざわつく中、茂木外務大臣は「総理の方から国益、直接的に言えば、国民の生命、財産を守り、また直近で言いますと、エネルギーの安定供給を確保することによって日本経済、さらには家計を守っていくということになると思います」と回答しました。広田議員は茂木外務大臣の答弁を受けての高市総理の考えを求めましたが、ここでさらなる混乱が起きました。
これまでの一連のやり取りと進行に不満を抱いたのか、女性議員から「時間をムダに使うな」というヤジが議場内に飛んだのです。しかし、参議院の予算委員会は片道方式を採用しており、質問時間だけがカウントされ、答弁時間はカウントされません。つまり、答弁がどれだけ長くなっても質問者の持ち時間は減らないのです。
すぐさまこのヤジに対して、男性の声で「片道方式ですので」というツッコミがなされ、藤川委員長からも「不必要な発言は控えて」という注意がなされました。この一連のやり取りで高市総理と片山さつき財務大臣は笑顔になりました。
ヤジは国会審議を妨害する蛮行
国会でのヤジは、真剣に質問する議員の発言を妨害し、国民の代表としての議論を阻害する蛮行です。広田議員は日本の国益と法の支配、米国の武力行使の法的評価という重要なテーマについて質問していました。このような重要な議論の最中に、ヤジによって質問が妨害されることは、民主主義の根幹を揺るがす行為と言わざるを得ません。
特に「時間をムダに使うな」というヤジは、片道方式という参議院の制度を理解していない発言でした。国会議員であれば、自らが所属する院の運営方式を理解しているべきです。このような無知に基づくヤジは、国会の品位を貶めるものです。
高市総理と片山財務大臣が笑顔になったことも問題です。国会審議の最中にヤジが飛び交い、議論が妨害されている状況で笑顔を見せることは、真剣な議論を軽視していると受け取られても仕方がありません。総理大臣や閣僚は、ヤジを制止し、真摯な議論を促す立場にあるべきです。
広田議員は最終的に「閣内一致ということで理解をしたところでございますけれども、しっかりとこういったことについても米国にきっちりとご主張してもらいたいと思うところでございます」と述べて次の質問に移りましたが、ヤジによって議論の流れが途切れたことは否めません。国会は国民の代表が国政について議論する場であり、ヤジによってその機能が損なわれることは断じて許されません。品位ある議論を取り戻すため、ヤジを飛ばした議員は猛省すべきです。