2025-04-24 コメント投稿する ▼
安野貴博氏が参院選出馬を本格検討
安野貴博氏、参院選出馬を本格検討 SNSや著作で支持広げる異色の候補
ビジネス書作家であり実業家としても知られる安野貴博氏(@takahiroanno)は24日、自身のX(旧Twitter)アカウントにて、今年夏に予定されている参議院議員選挙への出馬を「本格的に検討する」と表明した。すでに行った生配信でも言及しており、今後は出馬の形態や政策内容を含め、詳細を詰めていくという。
「今年夏の参院選の出馬に関して本格的に検討することにしました。どういう形にすべきか、今後詳細を固めてゆきます」(安野氏ポストより)
書籍やオンライン発信で若年層に支持広がる
安野氏は、元内閣官房職員という経歴を持ちながら、退官後は経済やキャリア論を中心に情報発信を続けてきた論客。著書『1%の革命』『はじめる力』などで知られ、若い世代を中心に強い支持を得ている。また、YouTubeなどの生配信も活用し、政治・経済・働き方に関する持論を積極的に発信してきた。
SNSのフォロワーは4万人超(2025年4月現在)と、地方議員や中堅国会議員に匹敵する発信力を持ち、いわゆる「ネット選挙」にも対応できる候補として注目されている。
政策や出馬形態は今後検討 無所属か新党かに関心集まる
現時点では政党の公認や推薦、あるいは無所属での出馬など、詳細は明らかにされていない。安野氏は過去の発信において、現行の与野党の枠組みに対して一定の批判的姿勢を示しており、政治的には独立志向が強いと見られる。
そのため「新党を立ち上げるのではないか」といった憶測も出ているが、正式な発表はない。支持者の中からは「ぜひ政策本位の選挙戦を展開してほしい」と期待の声が上がっている。
インテリ系“新世代”の台頭なるか
安野氏の出馬が実現すれば、知識や言論を武器に政治に挑む「インテリ系候補」の一人として、他の実務官僚出身候補やベンチャー経営者などとともに、新しい選択肢を提示する存在になり得る。
国会では近年、若手議員や民間出身者による新たな価値観の導入が求められており、安野氏のように現代の労働や経済の変化に適応した知見を持つ人物が、国政でどのような役割を果たせるのかにも注目が集まる。
- 安野貴博氏が参院選出馬を本格検討と表明
- 元内閣官房職員、著書やSNSで若年層から支持
- 出馬形態は未定、無所属または新党設立の可能性も
- 政治と社会の“現場感覚”を持つ異色の論客として注目