2025-06-29 コメント投稿する ▼
吉良よし子氏「インボイスは命の問題」 現場とともに声上げる姿に共感広がる
「命に関わる制度」吉良議員が現場で訴え
6月29日、東京・新宿駅前にて行われた「インボイス&消費税さようならデモ」。炎天下のなか、ドラムとコールが響くその現場に、参議院議員・吉良よし子氏の姿があった。国会でインボイス制度の問題点を繰り返し追及してきた同氏は、今回も当事者と同じ目線で街頭に立ち、「この制度は命の問題です」と力強く訴えた。
デモを主催した「インボイス制度を考えるフリーランスの会(STOP!インボイス)」には、建築・演劇・農業・飲食など多様な分野の人々が参加。それぞれが「現場の声」を持ち寄り、怒りと悲鳴をあげた。吉良氏はその声にじかに耳を傾け、「一人一人の声が政治を動かす原動力です」と参加者を激励した。
「吉良さんの言葉に涙が出た」
「本当に現場の味方って感じがする」
「口だけの政治家じゃない、ちゃんと来てくれる」
「命を守るっていう政治家、もう他にいない」
「この人を国会に送り続けたい」
SNSでは、デモ現場に立つ吉良氏の姿に共感が広がり、支援の声が次々と投稿された。
参院選を「制度の是非を問う選挙」に
吉良氏はマイクを握り、こう語った。「インボイスは“ただの税制”ではありません。小規模事業者の生活を脅かし、声なき人を沈黙させる制度です。これは命の問題です。いま声を上げなければ、10年後に振り返って後悔します」
また、消費税についても「いま求められているのは減税、できるならゼロ%。何よりも生活を守るために政治はあるはず」と語り、「この夏の参議院選挙は、制度の是非を私たちの手で決める選挙にしよう」と訴えた。
同じく参加した共産党の小池晃書記局長、れいわ新選組、立憲民主党の議員らも「力を合わせて政治を変えよう」と連帯を表明したが、ひときわ市民の拍手を集めたのは吉良氏だった。
インボイス制度に翻弄される現場の声
インボイス制度の導入以降、事務負担が重くのしかかり、免税業者への排除圧力も強まっている。フリーランスや個人事業主、小規模な文化事業の担い手は特に影響を受け、「領収書を書くのが怖い」「顧客から『課税業者じゃないの?』と疑われる」という声が絶えない。
吉良氏は、国会でも一貫してこうした声を拾い上げ、「制度設計の失敗」と政府に詰め寄ってきた。単に反対するのではなく、「どう変えるか」を提案してきた点でも、多くの有権者からの信頼を得ている。
「廃止を実現するために、国会に戻る」
吉良氏はデモの最後、「ここで声を上げる皆さんが、政治の主役です。私はその声を国会に届ける存在でありたい」と語り、「インボイス廃止、消費税減税の実現のために、もう一度この議席に戻らせてほしい」と決意を述べた。
日々、現場の声を聞き、言葉を発し、行動で示す吉良よし子氏。制度で苦しむ人々に寄り添う姿勢は、まさに“市民派政治”の体現者としての存在感を放っている。