2025-03-03 コメント投稿する ▼
トランプ氏の姿勢を批判 「不公正な和平は許されない」
■小池書記局長の主な指摘
- 不公正な和平の押しつけに反対:
小池氏は、大国間の取引でウクライナに不公正な和平を強いることは許されないと強調し、国連憲章に基づく公正な和平を国際社会が一致して求めるべきだと述べた。
- トランプ政権の姿勢を批判:
ロシアを侵略国として批判せず、ゼレンスキー氏に責任を転嫁するトランプ氏の姿勢を非難。一方、欧州各国がロシアの侵略行為を厳しく批判していることを指摘した。
- ダブルスタンダードへの批判:
バイデン前政権がロシアの侵略に反対しつつ、イスラエルのガザ攻撃を擁護するなどの二重基準を批判。トランプ政権もロシアとイスラエルを擁護しており、国連憲章や国際法を軽視していると指摘した。
- 米国の覇権主義と同盟国との矛盾:
トランプ政権の覇権主義的姿勢が世界的に孤立を招き、米国の同盟国との矛盾を深める可能性があると警鐘を鳴らした。
■石破茂首相の発言と小池氏の反応
3日の衆院予算委員会で、石破茂首相は首脳会談決裂に関し、「トランプ氏、ゼレンスキー氏のどちらの側にもつくつもりは全くない。トランプ氏なりの思いがあったのだろう」と述べた。これに対し、小池氏は、日本が日米同盟絶対視の姿勢でトランプ政権に従うべきかが問われていると指摘し、日本の外交方針を再考すべきだと強調した。