2025-02-03 コメント投稿する ▼
旧安倍派会計責任者の参考人招致を巡る対立
■背景
松本氏は、旧安倍派の裏金事件に関連して有罪判決が確定しており、その真相解明のために国会での証言が求められている。
■野党の主張
日本共産党の小池晃書記局長は、松本氏の参考人招致を強く支持し、「民間人だからという理屈は通用しない」と指摘。また、「判決と招致は何の関係もない」と述べ、招致の必要性を強調した。
■与党の反応
自民党は、松本氏が民間人であり、既に判決が確定していることを理由に招致に反対している。また、参考人招致は全会一致が原則であり、多数決での議決には慎重な姿勢を示している。
■予算委員会での動き
1月30日、衆院予算委員会は松本氏の参考人招致を野党の賛成多数で議決した。しかし、議決には強制力がないため、実際の招致が実現するかは不透明である。
■公明党の対応
公明党は、当初賛成の意向を示していたが、最終的には議決時に退席するなど、対応が迷走している。このため、与党内での連携強化が求められている。
■今後の展開
松本氏の参考人招致が実現しない場合、証人喚問の可否が議論される可能性がある。しかし、証人喚問には証言拒否の可能性もあり、真相解明のためには参考人招致が望ましいとの声もある。