2025-01-31 コメント投稿する ▼
小池書記局長、女性天皇の検討を強く求める
会議では、衆参正副議長が政府の有識者会議の報告書に基づき、「女性皇族の結婚後の皇族の身分保持」とその際の「配偶者と子の皇族の身分」の問題、そして旧宮家の男系男子の子孫を養子として迎えることの2点を論点として提案した。
これに対し、日本共産党の小池晃書記局長は、昨年の全体会議で各党・各会派の意見を聞く前に、衆参正副議長が有識者会議の報告に沿って「論点」を設定し、議論と結論を得る進め方が行われたことを指摘し、「強引すぎる。白紙に戻し、国会の付帯決議に基づいて主体的に議論すべきだ」と述べた。
また、小池氏は、国会の付帯決議が「女性宮家の創設等」の検討を求めているにもかかわらず、政府有識者会議の報告がなぜ天皇は男系男子によって継承されることを「不動の原則」としたのか理解できないと指摘し、「女性宮家、女性天皇、女系天皇について正面から検討すべきだ」と強調した。
日本共産党からは、小池氏のほか、塩川鉄也国対委員長、岩渕友参院議員も出席した。
このように、小池書記局長は女性天皇の検討を強く求めており、今後の議論に注目が集まる。